SSブログ

エトワール達の花束 Aプロ '07 8/3 [バレエ]

エトワール達の花束 Aプロ
フェリの引退公演。初日でした。
今回は、オーケストラではなく録音された音源を使用です。

アレッサンドラ・フェリ 引退記念公演 withボッレ
小さい字だけど “withボッレ” って書いてあるんですよね。出世したね、ボッレ。

「海賊」パロマ・ヘレーラホセ・カレーニョ
久しぶりに見た、カレーニョの海賊。最初だったせいか、“すごいブラボーな感じ” ではなかったけど、幕開けにふさわしいステージだったのではないでしょうか。ヘレーラもいるのに、“カレーニョの” って書いてしまった。

「ロミオとジュリエット」より第一幕バルコニーのパ・ド・ドゥアレッサンドラ・フェリロベルト・ボッレ
おっきなロミオとちっちゃなジュリエットでしたねー。フェリの定番ですが、ボッレと観るのは初めて。フェリは最後のパートナーにボッレを選んだんですね。ボッレも大人になりました。顔つきもかなりシャープになったよね。

「マーラー交響曲第3番」シルヴィア・アッツォーニ/アレクサンドル・リアブコ)
ハンブルク・バレエ団の2人ですね。日頃の寝不足がたたったせいか眠くなってしまいました。マーラーの曲を体現しているような作品なのですが、印象に残ってません。

「白鳥の湖」より第二幕 白鳥のパ・ド・ドゥジュリー・ケントマルセロ・ゴメス
マーラーで眠くなったまま白鳥に突入。美しい白鳥だけど、やっぱり全幕通してみたい作品なんですよね。

「ヘルマン・シュメルマン」アリシア・アマトリアンロバート・テューズリー
目が覚めました。アマトリアンはさらに磨きがかかってますね。柔軟性ではズバ抜けてます。これは、このくらい柔らかい人とじゃないとダメなのかな? 衣装がギエムよりは透けてなかったからちょっとホッとしちゃった。最初観たときは男性の黄色いミニスカートがの印象が強かったのですが、テューズリーはミニスカートでもさわやかな(?)感じ。

「エクセルシオール」モニカ・ペレーゴロベルト・ボッレ
これはボッレの肉体美を鑑賞するための作品みたいです。全裸に近いですからね。もう言いつくされてるけど、ホントにギリシャ彫刻のよう。パンフレットに “今やロベルト・ボッレの魅力を満喫するための作品として有名になっている” と書いてあって笑えた。今回ペレーゴはこれだけに出演なんですね。

「オセロ」アレッサンドラ・フェリマルセロ・ゴメス
日本初演だそうですが、意外によかった。フェリが今回の公演でボッレ以外と踊るのはこれだけなんですね。演技派の2人によるオセロは、何か迫り来るものがありました。

「ジゼル」第二幕よりパ・ド・ドゥアレッサンドラ・フェリロベルト・ボッレ
フェリのジゼルは絶品です。でも、今回は “え?これだけ?” という短さで観た気がしませんでした。もっと観たいよ。もし今回がフェリのジゼルが初見の人がいたら、なんとも残念なことです。ジゼルは特に全幕で観てこそ。

「太陽が降り注ぐ雪のように」アリシア・アマトリアンロバート・テューズリー
バレエ・フェスでアマトリアン&フリーデマン・フォーゲルで観たときのような衝撃的な感動ではなかったけど、楽しく観られました。この伸縮自在のピンクのシャツがもともとの衣装なんですね。あのときは日本で急遽買ったという伸びる黄色いセーターだったので、そっちの印象が強くて。あのセーターの方がたくさん伸びていいのでは?

「シンデレラ」舞踏会のパ・ド・ドゥジュリー・ケントマルセロ・ゴメス
シンデレラの舞踏会の場面というのはわかるけど、シンデレラじゃなくてもいいような感じ? 美しい男女が踊っている美しい場面でした。

「ハムレット」シルヴィア・アッツォーニ/アレクサンドル・リアブコ)
このメンバーの中だと、この2人の印象が薄れがちです。ハムレットだって言われないとわからないですね。2人の心理的かけひきみたいなものは感じられましたが。そういえば、ロミジュリ、オセロ、ハムレット…。みなさんシェークスピアがお好きですね。

「フー・ケアーズ?」パロマ・ヘレーラホセ・カレーニョ
明るく華やかな作品で、2人に合っていると思います。確か、前にも観たような…? ガーシュウィンの曲もいいですよね。

「マノン」第三幕より沼地のパ・ド・ドゥアレッサンドラ・フェリロベルト・ボッレ
いつもちゃんと期待以上のマノンを見せてくれるフェリです。ボッレもがんばっていました。あーあ、フェリで全幕で観たかったなマノン。何度も観たけど、結局、寝室と沼地のパ・ド・ドゥしか見られなかった。

ガラ公演は最後に出演者が勢揃いするところが華やかでよろしいんだけど、今回はフェリの引退記念公園ということで、フェリにスポットライトがあたるのは当然ですね。でも、あの演出はいただけいない。テレビ局が主催のせいか、アイドル歌手のコンサートのように、まずステージの両端あたりから客席に向かって銀色の紙テープがシュバッと。客を無駄に驚かせて、その後はステージの割と手前の方に上から横一列にカラフルな紙テープが花火のナイアガラみたいにザーッと落ちてきて、カーテンコールのダンサーたちが並んで後ろに下がるときに戸惑って(というか困って)いました。

3階のR側で1演目終わるごとに携帯の画面開いていた人がいたけど、どうしてなんでしょう。そんなに時間が気になるのでしょうか。3階正面の席からでも目にうるさく感じたので、近くの人はもっと迷惑だったんじゃないかな。

「ロミオとジュリエット」「マノン」「パゴダの王子」 [DVD]

「ロミオとジュリエット」「マノン」「パゴダの王子」 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • メディア: DVD

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0