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舞台芸術の世界 [展覧会]

東京都庭園美術館で開催中の「舞台芸術の世界 ディアギレフのロシアバレエと舞台デザイン」を見に行ってきました。

チケットを持っていたのに行くヒマがなかなかなくて、無理矢理予定をねじ込んでなんとか終了間際に行くことができました。実際、とても見たかったし。
衣装や舞台のデザイン画がほとんどなのですが、実際の衣装やそれをもとに描かれた絵や磁器の作品などもあり、庭園美術館の雰囲気にも合っていてよかったです。棚の中にも展示物があったりして。デザイン画も普通の絵画作品として楽しめます。中でも特にジョルジュ・バルビエの版画集「ワツラフ・ニジンスキー」が気に入りました。ちょっとビアズリー風で、なんともいえないのです。存在するなら購入したいところでしたが、1913年刊行、限定400部だそうで再販はないようです。図録でガマンだけど、小さ過ぎるー。ロバート・モンテネグロの版画集もよいです。

思っていたより展示物が多くて、ちゃんと見ようと思うとかなり時間を使います。そんなにゆっくり見てもいられなかったけど、かけ足にならない程度には見られたかな。
所蔵が “兵庫県立芸術文化センター薄井憲二バレエコレクション” という作品が多くて、実はこれらは日本にあるんだということを知りました。有名な表紙絵のバレエ・リュスのプログラムなどもそうなんですね。常設展として公開されているなら行ってみたいところですが、ポッケという名の小さな展示スペースのあたりに薄井コレクションから数点が常設展示されている、ということだそうなので、普段は数点しか見られないということですね。「薄井憲二バレエコレクション展」というものが開催されたらいいなぁ。


東京バレエ団の『ニジンスキーの伝説』に合わせて開催されているということで、東京国際フォーラムに行けば、ここで見た衣装を実際に着て踊っているのを見ることができて良い連携になっているのではないでしょうか。私は既にキャストAで観ていて、この後キャストBで観ることになっているので、よいタイミングかも。

時間があれば庭園もお散歩したかった。暑かったけど。

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