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Music & Books
東京バレエ団「真夏の夜の夢」／「バレエ・インペリアル」'07 10/24 [バレエ]
東京バレエ団とアリーナ・コジョカル＆ヨハン・コボーの「真夏の夜の夢」…のハズが、コボーが怪我のため降板、代わりにスティーヴン・マックレーが出演しました。
客席にはアンソニー・ダウエルの姿も。
バレエ・インペリアル
（吉岡美佳-木村和夫／田中結子／大嶋正樹-中島周／乾友子-高木綾）
プティパとチャイコフスキーへのオマージュとしてジョージ・バランシンが振り付けた作品ですね。音楽はチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲 第２番」です。シティ・フィルは相変わらずイマイチな演奏でしたが、ピアニストは悪くなかったと思います。初日ということもあるかもしれませんが、東京バレエ団のみなさん、なんだかこなれていない感じでした。その中でも吉岡さんと木村さんはさすがでしたが。この作品は、ピタリと決まったら素晴らしいですよね。
真夏の夜の夢
（タイターニア：アリーナ・コジョカル／オベロン：スティーヴン・マックレー／パック：古川和則／ボトム：高橋竜太／ハーミア：西村真由美／ライサンダー：平野玲／ヘレナ：井脇幸江／デミトリアス：高岸直樹）
フレデリック・アシュトン振り付けによる作品。メンデルスゾーンの音楽もよいですね。原題は、シェークスピアの作品は「A Midsummer Night's Dream（夏の夜の夢）」、アシュトンの作品は「The Dream（夢）」です。
かなり楽しみにしていました。コジョカルは「カワイイだけじゃない」んですよね〜。顔が小さすぎて席が遠いと表情は見えにくいのですが、全身が表情豊かなので大丈夫！ 妖精たちはなんだかドタドタしていました。足音大きすぎでしょう。ロイヤル・バレエ団期待の若手マックレーは、ダウエルの推薦で代役に抜擢されたそうです。コジョカルとも既に何度か踊っていて、信頼関係が築かれているようです。オベロンは完全にコスプレなので(笑)、素顔はわかりませんが、若いですよね。ものすごく躍動感のあるオベロン！！パックも見てみたい気がしちゃいました。ちょっと背が小さいけどコジョカルが相手なら似合いますね。そうそう、ロバの頭が動くと口がパクパクなって妙にかわいかったです
コジョカルには、観ている人をいつでも楽しくさせてくれる前向きなオーラがあるように思えます。前に観たジゼルも素晴らしかったですが、タイターニアのコミカルな演技も良いですね〜。コジョカルでもっといろいろな作品を観てみたくなりました。
カーテンコールには、振付指導のアンソニー・ダウエルとクリストファー・カーもステージに登場。華やかなフィナーレとなりました。
「東京文化会館」でバレエを観たことあるのですが
（多分ドン・キホーテ）舞台の装飾とかオーケストラの演奏等で私のような素人？？でも楽しめました。
振り付けとか演出の効果まではわかりませんが、
ラヴェルの音楽でバレエを見てみたいです。
ジゼルって確か妖精でしたよね？？
昔「アラベスク」という漫画で主人公のバレリーナがどうやって踊ったらいいのかと悩みながら成長していく？といった話を読んだことありますー。
by (2007-10-29 08:34)
＞ねむぃさん
「ドン・キホーテ」楽しいですよね！
ラヴェルなら、来年ベジャール・バレエ団が「ボレロ」もってきますよ〜。チケットの争奪戦は激しいと思うけど、超オススメです！！
ジゼルでは、結婚前に亡くなった娘たちがウィリー（妖精）になっちゃうんですよね。「ジゼル」は一番“クラシックバレエ”を満喫できると思います。
「アラベスク」と「SWAN-白鳥」は昔、何度も読みましたねー。
今は「テレプシコーラ」でしょう。
by はーく (2007-10-29 20:35)