パリ・オペラ座バレエ団「ル・パルク」 '08 5/23 [バレエ]
パリ・オペラ座バレエ団の公演は何度も観ているけど「ル・パルク」は初めてです。今回はNBSではないのですね。楽天チケットで取りました。
会場はBunkamuraオーチャードホール。このホールは、あまりバレエに向かない会場という印象があるのですよね。
この日の主役はレティシア・プジョルとマニュエル・ルグリ。その他にエミリー・コゼット、ニコラ・ル・リッシュという組み合わせの日もあります。
モーツァルトの音楽に乗せたアンジュラン・プレルジョカージュ振り付けの「ル・パルク」。ルグリ見たさに行きましたが、不思議な演目でした。
18世紀フランスの宮廷社会?
ロココの衣装に身を包んだ貴族の男女が恋愛遊戯に明け暮れる風景でしょうか。椅子とりゲームやかくれんぼに興じています。
でも実際には男女の誘惑のゲームのようですね。男女がお互いに挑発し合い、だんだんと親密さを深めていく様子が見られます。その中に男の誘惑を拒絶するヒロインが登場・・・という流れ。でも、特にストーリーはありません。
各幕の終盤に3つのパ・ド・ドゥが配されています。これは
1幕 男女の出会い
2幕 恋の芽生え
3幕 恋の情念が燃える
というのを表現しているらしいです。
見た目はクラシックで音楽もモーツァルトなのですが、現代の振り付けに現代音楽が加わっています。なんとも言えない雰囲気はあるけど、ちょっと長く感じてしまいます。
場面転換ごとに挿入される4人の庭師の踊りは印象的でした。
もちろん、ルグリとプジョルはよかったです。
ルグリは今回主役を踊る4人のエトワールの中では唯一初演時からのキャストだそうです。プジョルにはあまり良い印象はなかったけど、成長しましたね。でもエトワールにしては華がないよ。印象が地味です。
ドレスを脱いで踊る最後のパ・ド・ドゥは見応えがありました。
見終わって友達と「こういうのはフランス人が好きそうだよね」という話になりましたが、それが率直な感想です。とりあえず1度でいいかな。私にとっては、また見たい!という演目ではなかったです。
プレルジョカージュの他の演目は見てみてもいいけど。
パリ・オペラ座バレエ団2008年日本公演 特集ページ
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会場はBunkamuraオーチャードホール。このホールは、あまりバレエに向かない会場という印象があるのですよね。
この日の主役はレティシア・プジョルとマニュエル・ルグリ。その他にエミリー・コゼット、ニコラ・ル・リッシュという組み合わせの日もあります。
モーツァルトの音楽に乗せたアンジュラン・プレルジョカージュ振り付けの「ル・パルク」。ルグリ見たさに行きましたが、不思議な演目でした。
18世紀フランスの宮廷社会?
ロココの衣装に身を包んだ貴族の男女が恋愛遊戯に明け暮れる風景でしょうか。椅子とりゲームやかくれんぼに興じています。
でも実際には男女の誘惑のゲームのようですね。男女がお互いに挑発し合い、だんだんと親密さを深めていく様子が見られます。その中に男の誘惑を拒絶するヒロインが登場・・・という流れ。でも、特にストーリーはありません。
各幕の終盤に3つのパ・ド・ドゥが配されています。これは
1幕 男女の出会い
2幕 恋の芽生え
3幕 恋の情念が燃える
というのを表現しているらしいです。
見た目はクラシックで音楽もモーツァルトなのですが、現代の振り付けに現代音楽が加わっています。なんとも言えない雰囲気はあるけど、ちょっと長く感じてしまいます。
場面転換ごとに挿入される4人の庭師の踊りは印象的でした。
もちろん、ルグリとプジョルはよかったです。
ルグリは今回主役を踊る4人のエトワールの中では唯一初演時からのキャストだそうです。プジョルにはあまり良い印象はなかったけど、成長しましたね。でもエトワールにしては華がないよ。印象が地味です。
ドレスを脱いで踊る最後のパ・ド・ドゥは見応えがありました。
見終わって友達と「こういうのはフランス人が好きそうだよね」という話になりましたが、それが率直な感想です。とりあえず1度でいいかな。私にとっては、また見たい!という演目ではなかったです。
プレルジョカージュの他の演目は見てみてもいいけど。
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