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NHK交響楽団(都民芸術フェスティバル)'09 2/27 [クラシック音楽]

今年もオペラ、オーケストラ、室内楽からバレエ、能楽、邦楽など、様々なジャンルの公演を手軽な値段で楽しめる都民芸術フェスティバルの時期がやってきました。
〔オーケストラ1回券:A席3,800円、B席2,800円、C席1,800円〕
今年もオーケストラシリーズはすべてC席で聴きます。

まずはN響。会場はもちろん池袋の東京芸術劇場です。

NHK交響楽団
指揮:カルロス・シュピーラー  クラリネット:ポール・メイエ

モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」序曲 K.492

けっこうギリギリに到着したけど、友達はさらにギリギリでした。
フィガロの序曲はプログラム1曲目の定番みたいなものかもしれませんね。
オペラは数えられるくらいしか観ていないけど、数少ないオペラ鑑賞の中でもモーツァルトは1つも観ていません。序曲を聴く機会は多いので、きっと楽しいんだろうな・・・と想像しています。特にこの曲。

モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622

このクラリネット協奏曲はけっこう好きです。
モーツァルトが亡くなる年に作曲された曲なんですよね。といっても、35歳で亡くなっているので円熟味というのは違うと思いますが…。
明るい響きですね。ポール・メイエのクラリネットは初めて聴きましたが、とても好感が持てる演奏でした。テクニックがあるのはもちろん、音もきれいだし。

リムスキー=コルサコフ交響組曲「シェエラザード」 作品35

交響曲ではなく交響組曲。この曲はいわゆる標題音楽ですね。
シェエラザードの主題がかたちをかえながら何度もでてきます。なんと言っても「海」の描写が秀逸だと思います。本当に高い波に船が揺られている気がするんですよね。シュピーラーの指揮も揺れるようでした。
何年も前ですが、都民芸術フェスティバルでシティフィルのシェエラザードを聴いてガッカリしたことを思い出してしまいました。今回はもちろん大丈夫。

<アンコール>
ブラームス:ハンガリー舞曲 第1番

これまたアンコールの定番。これか5番かという感じ。
王道な演奏を楽しませていただきました。

N響にしてはなんとなくパッとしない演奏だったという印象です。もちろん、悪くないですよ。もしかして、一番最近聴いたオケの演奏会がシカゴ響だったせいかもしれないけど。
何でも調子がいいときと悪いときがあるのは当然だけど、悪いときのレベルが高いのがプロなんですよね。そういう意味ではちゃんとプロです。

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