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残念なニュース:田原成貴 [競馬]

なんと、元騎手の田原成貴が覚せい剤容疑で逮捕されたというニュースが。
容疑は確定されていませんが、2度目ですよね・・・。
覚せい剤は再犯率が高いというのは本当ですね。再犯だと執行猶予がつかない実刑判決になることが多いそうですが、完全にクスリと手を切るのは難しいのでしょうか・・・。

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元騎手の田原成貴容疑者を逮捕 覚せい剤容疑で京都府警

 京都府警が、覚せい剤取締法と大麻取締法違反容疑で、日本中央競馬会(JRA)の元騎手で元調教師田原成貴容疑者(50)を逮捕していたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。田原容疑者は天皇賞や有馬記念などG1レースを制覇して重賞通算65勝を挙げ、通算1112勝。競馬漫画の原作者としても知られ、人気が高かった。

 府警によると、田原容疑者は14日に京都市内の自宅で逮捕され、当時は容疑を一部否認していた。詳しい逮捕容疑については「捜査中なので公表できない」としている。

 捜査関係者によると、別の覚せい剤事件で逮捕した男の供述から、田原容疑者が浮上した。

 田原容疑者は1978年に騎手デビュー。98年の引退後は調教師に転身したが、2001年10月、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され、同年12月、懲役2年、執行猶予3年の有罪判決を受けた。

 JRAは田原容疑者の調教師免許をはく奪、競馬への関与を停止する処分を科している。

47NEWSより
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ちょっと長くなりますが、以下に私が購読しているSUPER SELECTION メールマガジン 清水成駿の競馬春秋の記事を紹介したいと思います。
ちょうど田原成貴の名前が登場した最近の2本です。
10/08の記事を読んで、オディールの話では悲しい気分になったけど田原成貴の話ではなんとなくうれしくなったのですよね。だから、このニュースはがっかりでした。
実際に対談した清水成駿氏は心底がっかりしたことと思います。
10/22の記事でそのことに言及しています。


SUPER SELECTION メールマガジン「清水成駿の競馬春秋(09/10/08)」

【開催第1週はトータルで勝負】

 外は晴れ。青空が顔をのぞかせる。が、風は強い。時折、呼び子のような悲鳴をあげながらビルの谷間を突風が吹き抜けていく。

 強い台風18号の西側は豪雨、東側は強風。美浦トレセン近くの土浦でも屋根瓦が吹き飛ばされるなどの被害が出ているよう。この先、18号は日本列島を縦断して北海道まで駆け上る見込み。まだまだ用心が必要。同時に不幸にも被害にあわれた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

 不幸は日曜京都(道頓堀S)のオディールにも、突如、襲いかかった。ゴール前、外へ持ち出し、ほとんど勝ちが見えていたその瞬間。不幸にも左脚関節に疾病を発症、予後不良となり安楽死の処分がとられた。それでも健気にゴールを駆け抜けて5着入線。本能的にゴールに突進するサラブレッドの性を見せつけられた思い。よほど調子も良かったのだろう。オディールは前走の西宮特別(小倉1000万)を楽勝、ここを勝ってOP返り咲きを狙っていた矢先。生涯成績は16戦3勝。が、3勝のうちにはファンタジーS(G3)勝ちがある。静かに冥福を祈りたい。

 曇天が泣き始めた週明けの月曜。青山のスタジオで田原成貴とDVD対談。元来、コチラはビジュアル向きではない。果してどんなDVDになるやら。次回、「競馬最強の法則」の付録であり、付録は付録であるからまあいいか。

 撮影後、成貴のお嬢さんでW大2年のMさんが合流。バレリーナを目指してオペラ座のオーディションまで行ったと言う彼女。素直で明るく頑張り屋、とてもいいお嬢さんである。あとから日刊現代の戸上氏、同業の塩崎氏も合流して、本日はお嬢のために銀座「おざわ」の回らない寿司を食べに行く。それにしても成貴は子供たちには恵まれた。弟さんはN高から最高学府のT大進学。曲がらなかっただけでも立派なのにほめると、「いやあー、反面教師ですよ」と競馬場「ところ払い」は嬉しそうにちょっぴり照れた。

 今週は東も西も開催替り。狙いはどちらも一瞬の切れ味よりも良い脚を長く使える馬。まあ、馬場の良いうちは先行ないし4コーナーで射程内にとらえられる差し馬。いずれにしても内ラチ沿いを制する者が結果を残そう。まずはジックリ馬場をみたい。で、「このレース」というより、トータルで結果を見ていただきたい。その意味でも今週は「セット買い」をお奨めしたい。(清水 成駿)

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清水成駿公式サイト「SUPER SELECTION」
代表者名 清水 成駿
サイトURL http://www.s-shimizu.jp/(PC・携帯共通)
メールアドレス info@s-shimizu.jp
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SUPER SELECTION メールマガジン「清水成駿の競馬春秋(09/10/22)」

【「まさか」と「またか」の田原成貴】

 田原成貴が大麻取締法で身柄確保の一報が届いたのは先週の木曜日。「競馬最強の法則」で当方との対談をコーディネートした編集長の岩神氏からである。

 つい先日、「ジャパンカップ号」の対談DVDを撮り終えた矢先の逮捕劇。一報に「まさか」と「またか」が頭の中で交錯した。本日の報道では大麻だけではなく覚せい剤容疑も加わっている。2度目はダメだ。無念を通り越して「馬鹿野郎」としか言いようがない。もちろん、当方以上にショックを受けているのは、これまで成貴を親身になって裏で支え続けた岩神氏。誌面の差し替えに始まって、新聞広告やDVDのストップ。ガックリ肩を落とした中での後始末くらい情けなく、疲労困憊することはない。

 成貴には個人的にみてロックバンドを除けば、あり余る才能がある。最近、バンドを組んだというのが少し引っ掛かっていた。もちろん、釘はさした。

 ハイ・テンションでエキセントリックな性格は、常に放っておけない危なっかしさと「人なつっこさ」とを内包している。「馬鹿野郎」と言ったものの人柄は今も憎めない。実際、賢い奴だから、それを自分自身が一番よくわかっている。根はそこかも知れない。だから人にも薬にも家族にも甘える。

 決して弱い人間ではない。弱いといったら、そもそも人間はみな弱い。そんなことで2度目の逮捕は片づけられない。電話で奥方は、「2度目だから別れます」と気丈に言い切ったそうだ。暗に「あなた方が主人を甘やかすから…」とは聞こえまいか。チクリと胸に痛い。
 
 さて、先週は当サイトが応援する東京サラブレッドクラブのレッドディザイアが、ハナ差の大接戦で秋華賞を制した。クラブ初のG1優勝。それもブエナビスタを退けてのハナ差だから価値がある。これまで歯痒い思いをしていた会員各位は、さぞ溜飲が下がったことだろう。心からお喜び申し上げたい。幸い、当サイトもこれに◎で応えられてホッとしている。ただ、これほどの馬が1口6万円(200口)で総額1200万であったというのはちょっと驚き。つくづく競走馬とはわからないものである。
 
 で、「わずかながら残口あり」が気になっていた良血ロンドンブリッジ08(父ディープインパクト)。サイトをのぞいてみるとやはり満口御礼。ディープインパクト産駒に懐疑的な当方でも興味をそそられる馬。ただ、競走馬は良血馬や高額馬ばかりが走るわけではない。確率が高いというだけで、昨年のダービー馬ロジユニヴァースなど、残り物に福がある例は後を絶たない。たった6万円で自分自身の相馬眼を満足させるどころか賞金も入る。また、一味違うギャンブルかも知れない。

 今週の富士Sにも東京サラブレッドクラブのレッドスパーダが出走する。スプリングS2着、NHKマイルC2着以来の出走である。あと一歩の2着2着。図らずもレッドディザイアと同じような軌跡。まして、得意の東京1600である。ただ、調教過程をみるといきなり勝ち切れるとは言い難い。500Kを超す大型馬で稽古はすべて馬なり。やはり5ヶ月ぶりで馬に芯が通っているとはいえまい。確かに鉄砲は効くが、これを叩いて狙いは次走が本当ではないか。

 さて、今週予定していた「ダイヤモンドセレクション」。熟慮のうえ申し訳ないが次週に回させてもらった。「必中」が使命。ジックリ待って狙いを絞る。次週、西の仕掛け人とともに土日通しの「ダブル・ダイヤモンドセレクション」を公開する予定。今週は通常メニューに全力を傾けたい。幸い今はサイト全体が俄然昇り調子。ぜひ、今週は菊花賞の最終決断を含め、土日とも「セット買い」が当方のお奨め。(清水 成駿)

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太陽の玉子

[4回京都6日 第70回 菊花賞(GⅠ)・芝3000m]

■実力伯仲で混戦模様!3歳クラシック最終戦を制するのはどの馬か!?

イコピコ、前走の神戸新聞杯を強い競馬で完勝。有力各馬が休み明けとはいえ、あの様な競馬はできない。ここにきてレースぶりに幅が出ており、距離の3000mも問題ない。前走後も順調に調整されており、ひと叩きされ気配も良化。このまま順調に行けば、前走同様好走する可能性は大いにある。

リーチザクラウン、前走の神戸新聞杯は2着。気分良く行ければ前走くらいの競馬はできるが、今回3000mで二度の坂越え、同馬には不利な条件が増える。しかし地力はこの相手なら上位のもの。馬体減がなく、気分良く行ければ好勝負。

セイウンワンダー、前走、距離が長いと思われた神戸新聞杯をしぶとい競馬で3着。ひと夏を越して成長の跡を見せた。掛るタイプの馬ではないので距離はもつはず。流れと展開に左右されない強みがあり、前走を叩いた上積み大きく好勝負。

ブレイクランアウト、前走、古馬相手の朝日チャレンジCを好内容の2着。勝った馬が昨年の皐月賞馬だけに価値はある。1週前追い切りも鋭く伸びて3馬身先着で順調そのもの。決め手勝負になれば侮れない。

アドマイヤメジャー、3連勝後、前走初の重賞挑戦で4着も、メンバー最速の上がりで0.2秒差まで詰めた脚は力のある証。ここは前走より相手は楽ではないが、通用する力はもっている。脚質に自在性があり、立ち回り次第では侮れぬ。

田原氏のサイトbiggetマガジン今週の菊花賞です。サイトも当面運営を停止するそうです。
by 太陽の玉子 (2009-10-23 19:59) 

いー

(llll ̄~ ̄;lll)う~ん・・・好きなタイプの追い込み型の騎手だったんですけどねぇ~
残念ですねぇ
1回やってしまった人に二度とさせないような
社会のシステムを作るべきでしょうね
一回やったら止められなくなるのはわかってるんだから
┐(´-`)┌
なにやってんだか
by いー (2009-10-24 22:58) 

はーく

>太陽の玉子さん
セイウン、イコピコ、リーチは上位にきましたね。
いろんなことが中止や停止に・・・。
多くの人が失望感を味わうことになりますね。
by はーく (2009-10-25 17:20) 

はーく

>いーさん
騎手としての田原は何かやってくれそうな楽しみがありました。
残念としか言えません。
ほんとに「またか」という気分です。
社会のシステム、作るべきですよね。
早急に再犯防止策が必要だと思います。
by はーく (2009-10-25 17:31) 

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