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映画「THEE MOVIE」 [映画]

ミッシェル・ガン・エレファント
“THEE MOVIE” -LAST HEAVEN 031011-

どうしようかと思ったけど、やはり気になって観に行きました。

ちょうど用事が終わってから行くとちょうどいい時間かなと。
シネセゾン渋谷に着いたのは17時15分くらいだったかな。開映は18時半なので1時間以上前。でも、中央後半の見やすい席は全て埋まっていました。指定席なんですよね。ちょっとサイドの席を確保してから夕食に。

そろそろという時間に映画館に行くと、まだ開場していないみたいで人がいっぱい。トイレも行列。トイレ横の壁にはミッシェルのライブ写真が展示してあります。中に入ってみると、前の方もサイドの方もいっぱい。満席ではないけど…というくらい埋まっています。

いざ上映が始まると、自然に気持ちが上がってきて素直にライブに耳を傾けていました。

私はあの場にいたのだけど、赤坂ブリッツにいるのと変わらないくらいの距離で見ていた(一番戦況の激しい場所にいた)ので、参加していたという実感は強くても、細かいことはほとんど覚えていません。ハッキリした記憶は最後が「世界の終わり」だったことくらい。

映画館の椅子に座ってだんだん不思議な気分になってきました。
だいたい、ミッシェルのライブを椅子に座ってじっと聴くってどうよ。
 ♪愛と いう 憎悪 yeah!ー
拳を突き上げたくなるでしょ、やっぱり。

この映画が公開されることを知ったときには、これはミッシェルのライブを実際に聴いたことがない人のための物なんだという気がしていました。
でも・・・
チバの横顔の美しさ、キュウちゃんのかわいさ、今も変わらないコウジのひょっとこ口、アベの大きな手の大胆で細かな動きと恍惚の表情・・・現場ではわからない(見えなかった)ものたちがはっきり見えました。

ところどころに挟まれる過去の映像(インタビューやライブ、トップランナーの映像までありました)などで、これは単なるライブの記録映像ではなく“映画”なんだと思い知らされます。
映画として考えると、映像はなかなかのものですよ。こんなに撮っていたんだ、と改めて思います。特に上から会場全体をなめるように撮影しているカメラ。
あの場では3万7千人も人が入っているという実感はなかったけど、改めて観るとスゴイ。

いつも真剣勝負のライブだったし、あれが特別なライブではないと思います。ただ、あれきり最後になったという点でだけ特別なのでしょう。

ちょっとした虚しさは残ったけど観てよかったと思います。

アベフトシの死がきっかけになった一連のこと(CDTHEE GREATEST HITS、DVDTHEE LIVE発売、そしてこの映画の公開)でミッシェルを再確認した人、新しくファンになった人もいることでしょう。賛否両論あるかもしれないけど、良いきっかけになったと思います。

ライブハウス、映画館に行けなかった人も2月17日発売のDVD、Blu-Ray Discで観ることができます。・・・って、きっと行った人も買うんでしょうね。

ミッシェル・ガン・エレファント“THEE MOVIE” -LAST HEAVEN 031011- [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック ポリドール
  • 発売日: 2012/06/04
  • メディア: DVD


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