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感動・・・ヴィクトワールピサがドバイWC優勝!日本馬ワンツー! [競馬]

ドバイミーティングの日です。
昨年からドバイのメイダン競馬場で行われるようになりましたね。
今年もグリーンチャンネルで生中継があります。

放送開始時刻には帰ってこられず、UAEダービーは見られませんでした。
UAEダービーはクワーラー(UAE)が優勝。レーザーバレットは9着だったそうです。シーマクラシックからはバッチリ見られました。

ドバイシーマクラシック(G1)芝2410m

1着 リワイルディング(UAE)
2着 レッドウッド(英)
3着 カルヴァドスブルーズ

6着 ルーラーシップ(日本)

3コーナーを回る前に先頭に立ったルーラーシップ。直線に入ってもかなり粘ったけど、残り300mというところで馬群にのまれてしまいました。1着は1番人気のリワイルディング、鞍上はランフランコ・デットーリ騎手! ウィナーズサークルではいつものフライングディスマウント。
リワイルディングは昨年の優勝馬ダーレミの弟に当たります。兄弟制覇ですね。

ドバイワールドカップ(G1)AW 2000m

1着 ヴィクトワールピサ(日本)2分05秒94
2着 トランセンド(日本)
3着 モンテロッソ(UAE)

8着 ブエナビスタ(日本)

スタートしてトランセンドが先頭に立ち、そのまま逃げます。ヴィクトワールピサは最後方、ブエナビスタは後ろから2頭目。向こう正面でヴィクトワールピサが外から並びかけ、3コーナーを回ってからは2頭で叩き合い。直線の途中でヴィクトワールピサがトランセンドを交わしてそのまま1着でゴール。トランセンドも粘って2着。なんと日本馬のワンツーフィニッシュです!
ミルコ・デムーロ騎手はゴール直前でガッツポーズ。腕に喪章を付けたデムーロ騎手とズボンに喪章を付けた藤田騎手ががっちり握手。いい笑顔でした。
ブエナビスタは後方から直線で外に持ち出しますが、進路を定められずに脚を余して終わった感じです。

本当に感動しました。
今回出走の5頭がドバイへ到着したのは3月10日、すぐに日本では大きな震災がありました。今年は関係者のプレッシャーはいつもよりずっと大きかったと思います。「日本のために」と。
喜びもひとしおだと思います。

デムーロ騎手は「日本人のために朝から祈っていた。今でもワールドカップを勝てたなんて信じられない」と涙目で語っていました。「スローペースだと予想してあそこで前に持って行ったが、大きな賭けだった」とのこと。

角居調教師はインタビューで「大きな地震と津波で暗い日本国内だが、日本の皆を元気にしてくれるレースだった」と言っていました。「先頭に立つのが早かったので最後の直線は残ってくれ〜と思って“ミルコ!ミルコ!”と叫びながら見ていた」そうです。

2着に粘ったトランセンドの藤田騎手は「直線で手前を変えて“行ける”と思ったけど、勝ったヴィクトワールピサが強かった」と話していました。
唯一の牝馬、脚を余して8着に終わったブエナビスタ騎乗のムーア騎手は、スローペースで乗り切れなかったようです。「ノーレース(=全く競馬をしていない)」と言っていました。

表彰式には「君が代」が流れ、関係者の目には涙。
私もヴィクトワールピサがゴールに入った瞬間には泣けてしまいました。

つらい中でのうれしいニュースでした!
関係者の皆様、おめでとうございます。そして、ありがとうございます。

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