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東京バレエ団「ジゼル」'11 8/17 [バレエ]

会社から五反田のゆうぽうとホールへ。
楽しみにしていた東京バレエ団とヴィシニョーワ&チュージンの「ジゼル」です。

giselle.png

今年の震災以降は、来日してくれるだけでもありがたいと思えます。
東京バレエ団とヴィシニョーワのジゼルは以前、マラーホフとのペアで見ています。
あれは素晴らしかった。

チュージンは初めて。
ヴィシニョーワはいつ何を見ても安定していて、期待以下のことはないのですよね。美しいし。この日のジゼルも良かった・・・けど、ヴィシニョーワの輝きにチュージンは完全にかすんでしまっています。
スタイルも良いし身体も柔らかく踊りそのものは悪くないんだけど。
もしかして、アルブレヒトが合わないのかも。(特に1幕)

木村さんのヒラリオンはやっぱりイイ。
わざとらしさもなく、自然にドラマが展開していく感じなのです。

田中結子さんのミルタも前よりよくなってきたように思えます。
ダンサーの成長を見るのも楽しみですよね。

そして、ヴィシニョーワのジゼル!
1幕も2幕も完全に自分の世界を作り上げていました。
素晴らしいことに、こちらもまだ成長しているのです。
ヴィシニョーワには元気で健康的なはつらつとしたイメージがあるので、1幕では心臓が悪いところをちょっと大げさにアピール(笑)
でも、狂ってしまうところは大げさすぎず。

2幕ではしっかりウィリになっていました。
裏切られ、そのせいで命を落としたというのにアルブレヒトを助けようとするジゼル。恋愛の愛よりももっと大きな愛が感じられるのですよね。

拍手はなかなか止まなかったけど、カーテンコールの2〜3回目まではまだ役のまま。その後、やっと笑顔を見せてくれました。

ジゼルは時々見たい演目です。
もちろん、主役は選ぶけど。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

◆主な配役◆
ジゼル:ディアナ・ヴィシニョーワ
アルブレヒト:セミョーン・チュージン
ヒラリオン:木村和夫

【第1幕】
バチルド姫:吉岡美佳
公爵:後藤晴雄
ウィルフリード:柄本弾
ジゼルの母:橘静子
ペザントの踊り(パ・ド・ユイット):高村順子-梅澤紘貴、乾友子-長瀬直義、佐伯知香-松下裕次、吉川留衣-宮本祐宜

ジゼルの友人(パ・ド・シス):西村真由美、高木綾、奈良春夏、矢島まい、渡辺理恵、川島麻実子

【第2幕】
ミルタ:田中結子
ドゥ・ウィリ:西村真由美、吉川留衣

指揮:ワレリー・オブジャニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

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