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NHK音楽祭 NHK交響楽団&カツァリス '11 10/6 [クラシック音楽]

毎年NHKホールで開催されているNHK音楽祭。
いつも豪華メンバーがそろう音楽祭ですが、今年は初めて聴きに行きます。
B席のチョイス3チケットで、5つのうち3つ取りました。

今年のNHK音楽祭のテーマは ~華麗なるピアニストたちの競演~

すでに1つは終了していますね。
私の最初はマリナー指揮、NHK交響楽団の演奏会です。

NHK交響楽団
指揮:ネヴィル・マリナー
ピアノ:シプリアン・カツァリス

モーツァルト:交響曲第32番 ト長調 K.318

第一印象として“マリナー老けたな”と思ってしまいました。おじいちゃんって感じ。何年ぶりに見たかわからないけど、もう87歳なのですね。
とはいえ、指揮の方は全く衰えていませんでした。指揮台に上がればシャンとしています。とてもエレガントなモーツァルトでした。

モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467

カツァリスのピアノも久しぶり。マリナーほどじゃないけど。
今回チケットを取るときに、とにかくカツァリスは聴こうと、最初に決めました。
あのトンデモないテクニックは健在でした。この(ノーテンキとは言わないけど)明るい響きの曲を、カツァリスの色に染めていましたよ。モーツァルトだけどモーツァルトじゃないというか、う〜ん説明が難しい。
当然、この曲のカデンツもカツァリス作なのですよね?
カデンツだけでも聴く価値あり。

<Pf.アンコール>
カツァリスの即興演奏
モーツァルトもいいけど、こっちの方がカツァリスの本領発揮と言えそうです。
いろんな曲が聴こえてきたけど、最後は「さくら」で静かに終了。
一緒に行った友達は初めてカツァリスのピアノを聴いたそうだけど、たまげていました。

ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68

NHKホールはN響のいわばホームグラウンドですから、響きも熟知していますよね。なので、このくらいの演奏はしてくれないと困りますよね。
一番有名なあのメロディーもまあまあ。あそこはメロディーを聴いただけでシャンとした気分になるんだけど、もっとゾクゾクくるような感じがほしかったです。
この曲はブラームスの交響曲の中では一番演奏機会が多い超有名曲。それだけ聴く方の耳も肥えてきていると言えるでしょうね。でも、ネヴィルおじいちゃんの指揮はステキでした。

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