NHK音楽祭 シドニー交響楽団&キーシン '11 11/10 [クラシック音楽]
今年のNHK音楽祭も4公演目。自分で聴くのは2つ目です。
ショパンのPコン1番とラフマニノフの2番。長いプログラムですね。
シドニー交響楽団
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
エフゲーニ・キーシン(ピアノ)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
これまでにも数限りなく聴いているショパンの1番。
それでも、これほどのピアニストが弾くと常に新鮮に聴こえるのですよね。キーシンは次元が違う世界で弾いているような感じです。好みの問題もあるけど、素晴らしいピアニストですよね。いや、このレベルでは、もはや好みの問題だけですね。
というわけで、私の耳としてはアシュケナージの指揮も初めて聴くシドニー響の演奏も添え物扱いになってしまいました。
<アンコール>
ショパン:スケルツォ 第2番 変ロ短調
:ワルツ 第6番「子犬」
アンコールもショパンでまとめてくれたキーシン。
子犬のワルツなんて、鼻歌を歌うようにサラッとすごい演奏を。
これがリサイタルだったら、ずーっとアンコールに応え続けてくれるんですよね、キーシンは。
(参考:'09年リサイタルの記事)
ラフマニノフ:交響曲第2番 ホ短調 作品27
アシュケナージも年をとったと思うけど、マリナーに比べると10歳以上若いのですよね。最初はピアニストとして認識していましたから、指揮者としては・・・どのくらいかな。
改めて、初めて聴くシドニー響の響きに耳を傾けてみました。
かなり上手いオケじゃないですか。金管もいい。しかも、アメリカのオケみたいに音程は合ってるけど自己主張が強い音でバーンと鳴らすわけではなく、アンサンブル重視。
この曲は長いけど、飽きたり眠くならずに最後まで聴けました。
演奏終了後、アシュケナージが何を言っているのかは全然聞こえなかったけど、その後マイクを持ったメンバーが登場。日本語で話し始めました。
「3月に日本で起こった災害にオーストラリアの皆もシドニーシンフォニーのメンバーも心を痛めました。」
震災後、日本を最初に訪問した首相はオーストラリア首相だそうです。
4月に日本のために作曲されたというトロンボーン四重奏のための曲を演奏してくれるそうです。
<アンコール>
フェルヘルスト:日本に捧ぐ歌 A Song For Japan
トロンボーンの優しい音が心に染み渡りました。
この曲を聴いただけでも、この日の演奏会を聴きにきた甲斐があったと思えるくらい。本当にありがたいことです。
この日は元々のプログラムが休憩入れて2時間を超えるというのに、アンコールがトータル3曲もあったので、終演時刻は大分遅くなりました。
でも、いい演奏会でした。
ショパンのPコン1番とラフマニノフの2番。長いプログラムですね。
シドニー交響楽団
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
エフゲーニ・キーシン(ピアノ)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
これまでにも数限りなく聴いているショパンの1番。
それでも、これほどのピアニストが弾くと常に新鮮に聴こえるのですよね。キーシンは次元が違う世界で弾いているような感じです。好みの問題もあるけど、素晴らしいピアニストですよね。いや、このレベルでは、もはや好みの問題だけですね。
というわけで、私の耳としてはアシュケナージの指揮も初めて聴くシドニー響の演奏も添え物扱いになってしまいました。
<アンコール>
ショパン:スケルツォ 第2番 変ロ短調
:ワルツ 第6番「子犬」
アンコールもショパンでまとめてくれたキーシン。
子犬のワルツなんて、鼻歌を歌うようにサラッとすごい演奏を。
これがリサイタルだったら、ずーっとアンコールに応え続けてくれるんですよね、キーシンは。
(参考:'09年リサイタルの記事)
ラフマニノフ:交響曲第2番 ホ短調 作品27
アシュケナージも年をとったと思うけど、マリナーに比べると10歳以上若いのですよね。最初はピアニストとして認識していましたから、指揮者としては・・・どのくらいかな。
改めて、初めて聴くシドニー響の響きに耳を傾けてみました。
かなり上手いオケじゃないですか。金管もいい。しかも、アメリカのオケみたいに音程は合ってるけど自己主張が強い音でバーンと鳴らすわけではなく、アンサンブル重視。
この曲は長いけど、飽きたり眠くならずに最後まで聴けました。
演奏終了後、アシュケナージが何を言っているのかは全然聞こえなかったけど、その後マイクを持ったメンバーが登場。日本語で話し始めました。
「3月に日本で起こった災害にオーストラリアの皆もシドニーシンフォニーのメンバーも心を痛めました。」
震災後、日本を最初に訪問した首相はオーストラリア首相だそうです。
4月に日本のために作曲されたというトロンボーン四重奏のための曲を演奏してくれるそうです。
<アンコール>
フェルヘルスト:日本に捧ぐ歌 A Song For Japan
トロンボーンの優しい音が心に染み渡りました。
この曲を聴いただけでも、この日の演奏会を聴きにきた甲斐があったと思えるくらい。本当にありがたいことです。
この日は元々のプログラムが休憩入れて2時間を超えるというのに、アンコールがトータル3曲もあったので、終演時刻は大分遅くなりました。
でも、いい演奏会でした。
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