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鬼束ちひろ「悪戯道化師」@中野サンプラザ '13 3/11 [ライブ]

会社帰りに中野まで。
中野駅前が変わっていてビックリ。高架歩道ができていました。
久しぶりの中野サンプラザです。
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CHIHIRO ONITSUKA TOUR SHOW 2013 悪戯道化師(いたずらどうけし)
あの東京国際フォーラム以来の鬼束ちひろライブです。
国際フォーラムのホールAは大きすぎ。このくらいの会場の方がよさそうです。
それでも後ろの方の席は黒い布をかけていました。
私たちの席は前回よりも前の方。より近くに見えました。
前回は公演前の会場ではリストの「ラ・カンパネラ」がかかっていましたが、今回はマイケル・ナイマン・・・というか『ピアノ・レッスン』のサントラ版のよう。

ステージの上にはピアノ、ギター、弦楽四重奏。ピアノから始まります。
サイモン&ガーファンクルの「スカボロー・フェア」。
その流れで「月光」。しょっぱなから月光ですよ。
前回のドレスとは全く違う黒のパンツスタイルで登場した鬼束ちひろ。
声がかれています。高音がツラそう・・・。

バンドが引っ込み、鬼束ちひろ1人で登場。
“直前にどうしてもやりたいって言ってやらせてもらいました”とピアノ弾き語りで「MAGICAL WORLD」。“100%間違える”と言ったようにピアノはかなりたどたどしかったけど、歌には感動しました。確かにピアノはヘタだったけど、弾き語りによって“聴いてほしいという気持ち”が通じたと思います。

ギター弾き語りで「初めてのチュウ」というのもあり。
ギターもたどたどしかったねぇ。一生懸命だったけど。

“17歳のときオーディションで歌った曲です”と、敬愛しているというJewelの「Who Will Save Your Soul」もギター弾き語りで。
歌う前に“笑ったら殺す”と言うので何かと思えば、初めてCDを買った曲だというたまの「さよなら人類」だったり(笑)←今頃笑ってみたりして
これはなかなか良かったですね〜。
今回の公演では全体的にカバー曲が多かったです。

アンコールの最後にツアータイトルにもなっている「悪戯道化師(いたずらピエロ)」を歌いました。友達はイマイチと感じたようでしたが、それなりの曲かなとも思えました。次に聴くことがあれば今日より良いのも。

声がかれていたことについては、「練習のしすぎで声がしわがれちゃった。ごめん」と言っていたけど、これについては「許せん」と思う人もいるかも。プロの姿勢としては問題あるもんね。
でも、しゃがれた声の効果というものもあって、可能ならセットリストを高音を出さずにすむ曲のみにすれば良かったのでは?とも思えます。

前回感じた“ヒリヒリするような緊張感”は今回は感じられませんでした。
さらに開放されて自由だったというか。
おそらく、前回は久しぶりのライブツアーということもあり、“あの有名な鬼束ちひろのライブを聴こうとして行った人”たちもいたと思います。今回は“純粋に鬼束ちひろのライブを聴きたい人”が集まったのではないでしょうか。

もう少しコンスタントに活動できていれば、練習のし過ぎで声が出なくなることもないと思いますよね。本人にとってはマイペースが一番なのかもしれないけど。「悪戯道化師」についても、“このライブツアーのために書き下ろした曲、というか作らされたというか”と言っていたので、お尻をたたいてくれる人がいて、ミュージシャンとして成り立っているのかもしれません。
才能あるし声もいいんだけど、不安定なのですよね。
次のライブツアーがあれば、やっぱり行ってみたいと思います。

今回のチラシはこんな感じ。
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会場限定シングル「悪戯道化師(いたずらピエロ)」。購入しました。
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ツアータイトルは「どうけし」で曲のタイトルは「ピエロ」と読ませるのかな。

<おまけ>
ライブ後に一杯やって帰ろうということで、入ったお店 デルソル。
イタリア酒場という名前に引かれて入ったんだけど、当たりでした。
美味しかった〜。コスパもよかったし、また行きたいな。
とはいえ、中野に行く機会はなかなかないのよねぇ。

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