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コンクラーベといえば [その他]

コンクラーベが行われましたね。
5回目の投票が終わり、新法王が決まったそうです。
アルゼンチンのブエノスアイレス生まれのフランシスコ1世。

新法王が決まらない場合には、システィーナ礼拝堂の煙突から黒い煙を、新法王が決まった場合には白い煙を出して外部への合図とすることになっているのですね〜。
前回のコンクラーベは2005年だったので、そんなに昔ではないのだけど、今回はいろいろ勉強になりました。

報道では“ローマ法王”だったり“ローマ教皇”だったり、いったいどっちなんだよ、と思いますよね。
カトリック中央協議会のHPによると・・・

1981年2月のヨハネ・パウロ2世の来日を機会に、「ローマ教皇」に統一することにしました。「教える」という字のほうが、教皇の職務をよく表わすからです。

その時以来、たびたびマスコミ各社に「ローマ教皇という名称を使ってください」とお願いしていますが、残念ながら実現していません。

・・・とのことなのですが・・・。

ところが東京都千代田区三番町にある駐日バチカン大使館は「ローマ法王庁大使館」といいます。
なぜでしょうか?
日本とバチカン(ローマ法王庁、つまりローマ教皇庁)が外交関係を樹立した当時の定訳は「法王」だったため、ローマ教皇庁がその名称で日本政府に申請。そのまま「法王庁大使館」になりました。日本政府に登録した国名は、実際に政変が起きて国名が変わるなどしない限り、変更できないのだそうです。
こうしていまでも「法王」と「教皇」が混用されているのです。
 
皆様には、「教皇」を使っていただくよう、お願いする次第です。

・・・とありました。
この状況では「法王」が使われる頻度の方が高そうですよね。
現に、参考として下に載せた記事でも「法王」が使われています。

コンクラーベ(Conclave)は「教皇を選出する選挙」のこと。
ですが、私がそれを知ったのは馬の名前からなのです。ちょうど競馬を始めた頃にコンクラーベという馬がいて、そこから本来の意味を知りました。
ちなみに、システィーナ礼拝堂のシスティーナという馬もいました。
重賞勝ちしているのですよね。思い出の京都牝馬ステークスの記事で触れましたが、引退レースで有終の美を飾ったのでした (^^)

そんな感じで、私はコンクラーベという単語で馬を思い出してしまうのでした。
( ̄∇ ̄*)ゞ


------------------以下、2件ともYOMIURI ONLINEより
新ローマ法王決定…コンクラーベ会場から白い煙

 【ローマ=末続哲也】ベネディクト16世の後継となる第266代ローマ法王を選ぶ会議「コンクラーベ」は、2日目の13日、2~5回目の投票がバチカンのシスティナ礼拝堂で行われた。

 5回目の投票終了後の同日午後7時5分(日本時間14日午前3時5分)過ぎ、礼拝堂の煙突から「新法王決定」を外部に伝える白い煙が上がり、サンピエトロ大聖堂の鐘が鳴らされた。

 新法王は、手続きを経て間もなく発表される。

(2013年3月14日03時22分 読売新聞)

母国で布教の一線に…フランシスコ1世

 新しい法王に選出されたフランシスコ1世は1936年、アルゼンチンのブエノスアイレス生まれ。

 58年にイエズス会で修練開始した。98年にブエノスアイレス大司教に任命され、2001年には法王に次ぐ地位の枢機卿となった。法王庁(バチカン)中枢での勤務経験はなく、専ら母国で布教の一線に立ってきた。誠実な人柄で枢機卿間の人望も厚く、05年の前回コンクラーベでは、選出されたベネディクト16世に次ぐ支持を集めていたと伝えられる。

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13日、バチカンのサンピエトロ大聖堂で、信者らに手を振るフランシスコ1世(ロイター)

(2013年3月14日13時32分 読売新聞)

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