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見てきました「レオナルド・ダ・ヴィンチ展-天才の肖像」 [展覧会]

会社帰りに上野公園まで。というか、東京都美術館まで。
何もない平日の夕方(夜)の上野公園はガランとしていますね。
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【特別展】ミラノ アンブロジアーナ図書館・絵画館所蔵
レオナルド・ダ・ヴィンチ展-天才の肖像

前売りチケットを買っていたのに、なかなか行かれず、またギリギリになってしまいました。6月30日で終わりなのです。
前回「メトロポリタン美術館展」に行ったときは最終日でしたね・・・。

「レオナルド・ダ・ヴィンチ」と銘打っていますが、ダ・ヴィンチの作品だけでなく、ダ・ヴィンチゆかりの物が多数展示されています。主にミラノ アンブロジアーナ図書館、絵画館所蔵の作品ですね。
入場に並ぶことはなかったけど、思ったより混んでいました。

ダ・ヴィンチ直筆のメモやスケッチを編纂した『アトランティコ手稿』からの展示品がメインなのですよね。5分半ほどの説明映像も見ることができます(再現フィルム風)。
最初の方はそれ以外にも14世紀の画家のスケッチが多く展示されていました。少し遠くからだと薄茶色に変色した単なる紙にしか見えないくらい薄くなっている物も多く、皆どうしても近づいてジッと見てしまう感じ。

14世紀のイタリア語で書かれた地図や、マルコ・ポーロの「東方見聞録」、ダ・ヴィンチの愛読書なども展示してあり、興味深かったです。

1階の展示室を見ている途中で、警備の人が「お客さま、ご鑑賞中に失礼します」とアナウンスを始めました。「閉館まで30分を切りました。ここは1階ですが、展示は2階まであります。売店も8時までとなりますので、お時間を考えながらご鑑賞ください」とのこと。
“えーっ?”という小さな声も聞こえ、一瞬ザワッとしてから、皆さん全体的な歩みが早くなっていました。

2階には油絵が多数展示してありました。
一番人だかりがすごかったのが、レオナルド・ダ・ヴィンチの油彩画《音楽家の肖像》の前でした。チラシにも印刷されていますよね。

ダ・ヴィンチは画家としてだけでなく、最初に有名になったのは音楽家としてだし、科学者としても名を馳せていました。それ以外にも軍事、建築、天文学まで幅広い分野に渡ります。
何年か前に(調べたら2006年でした)銀座のソニービルで開催された“レオナルド・ダ・ヴィンチ ヴァーチャル・アトランティコ手稿展”を見たのです。入場は無料でしたが、面白かったのですよ。ダ・ヴィンチの発明を3Dモデルで鑑賞できるのです。模型もあればコンピューター上のデジタルコンテンツもあり。
そのとき、アトランティコ手稿を既に見ておりました。

どの分野でも専門家だったダ・ヴィンチは真の天才です!

TBSのドラマ『TAKE FIVE』は、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵が盗まれることから始まるお話だそうで、それにちなんだ撮影コーナーなどもありました。
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ちょっと急かされるようで時間が足りないと思いながらも、なんとか1時間で見終わり、買い物も済ませることができました。外に出るともう暗いです。
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でも、金曜日だけでも20時まで開館してくれているのはありがたいですね。
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今回はポストカードを購入しましたよ〜。
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展示室は地下→1階→2階と上がって行くようになっているのですが、それぞれのエスカレーター手前にはこれらの絵が大きく壁に貼ってあり「順路」と書いてありました。この指先がうまく利用されていて、ちょっとクスッとなってしまいました (´艸`)
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あと、前売りチケットに付いているポストカード引き換え券もちゃんと使ってきました。6種類から選ぶのだけど、大行列なのであまり考えずに手前にあったカードにしました。
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