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アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト Bプロ '12 2/21 [バレエ]

またもや、18時半までに五反田のゆうぽうとホールまでがんばりました。

<アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト>

今日からBプロです。
Bプロは人数が増えて、東京バレエ団の皆さんを抜かすとトータル9人の出演者です。
Bプロは20分の休憩が2回入り、終了は21:15の予定。

◆第1部◆

「ラリナ・ワルツ」
振付:リアム・スカーレット
アリーナ・コジョカル、ローレン・カスバートソン、ロベルタ・マルケス
ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、ワディム・ムンタギロフ、セルゲイ・ポルーニン

最初の演目はAプロと同じですね。
今回のメンバーが全員登場。自己紹介を兼ねたような。
またもや最後のポーズとカーテンコールのときには5人しかいません。次の演目に出演するマルケスと今度はマックレーが衣装替えのために引っ込んでいますね。

「タランテラ」
振付:ジョージ・バランシン
ロベルタ・マルケス、スティーヴン・マックレー

途中からタンバリンが登場。女性も男性も持って踊るのですよね。
マックレーのはつらつとした踊りはいいですね〜。マルケスも楽しそうです。
もっと観たいな〜、マックレー。

「くるみ割り人形」より グラン・パ・ド・ドゥ
原振付:ワシリー・ワイノーネン
ダリア・クリメントヴァ、ワディム・ムンタギロフ

Bプロのみ出演のクリメントヴァが登場。ムンタギロフと同じくイングリッシュ・ナショナル・バレエのプリンシパルです。
アダージョのテンポがずいぶん速いですね〜。大味ながら優雅に踊ってくれましたが。

「ディアナとアクテオン」
振付:アグリッピーナ・ワガノワ 音楽:チェーザレ・プーニ
ローレン・カスバートソン、セルゲイ・ポルーニン

えっと・・・。
カスバートソンについては、Aプロでムンタギロフと踊った「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」のところで“たまに2人のタイミングが合わないところがあった”と書きましたが、ポルーニンともなんだか合わない・・・。お互い勝手に踊っている感じ。ポルーニンも「レ・リュタン」はとても良かったんですけどねぇ。
友達は“リズム感の悪い2人”と言っていました。

「椿姫」より 第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー
アリーナ・コジョカル、アレクサンドル・リアブコ
三原淳子(ピアノ)

ピアノはオケピの中で演奏です。
この演目だけ出演のリアブコが登場。ハンブルク・バレエ団のプリンシパルですからね〜。
この2人の椿姫は、お互いの気持ちが抑えられなくなるまでが長く感じました。常に葛藤しているような。でも、最後はやっぱり、となるんですけどね。コジョカルもリアブコもステキでした。
残念だったのは、最後のいいところで客席で携帯の呼び出し音が鳴ったこと。2人が正座して向き合ったあとですよ。久しぶりの出来事だったけど、ガッカリしますね。
この演目では大人になったコジョカルを見せてくれましたね。全幕観たい。

◆第2部◆

「ザ・レッスン」
振付・デザイン:フレミング・フリント 音楽:ジョルジュ・ドルリュー
教師:ヨハン・コボー
生徒:アリーナ・コジョカル
ピアニスト:ローレン・カスバートソン

幕が開くと古ぼけたレッスン場。不安をあおるような不協和音の音楽が響きます。
髪の毛を2つにまとめたコジョカルは本当に少女のように見えますね。
ゼンマイ仕掛けのような動きのピアニストを演じたカスバートソン。これは良かった。
不思議な雰囲気の短編ミステリーの序章のような作品でした。あの後、どうやって死体を隠すのか、とか想像が膨らみます。

◆第3部◆

「ドン・キホーテ」 ディヴェルティスマン
原振付:マリウス・プティパ 音楽:レオン・ミンクス

アリーナ・コジョカル、ローレン・カスバートソン、ダリア・クリメントヴァ、ロベルタ・マルケス
ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、ワディム・ムンタギロフ、セルゲイ・ポルーニン
高村順子、西村真由美、乾 友子、高木 綾、奈良春夏、田中結子、吉川留衣、岸本夏未

まずは東京バレエ団の8人が登場。3幕のグラン・パ・ド・ドゥのイントロ部分が始まります。そして、それに続いてコジョカルのキトリとコボーのバジルが登場してアダージオ。それが終わると男性バリアシオン・・・には違いないけど、違う曲に乗って違うバジル。それからまた違うキトリ・・・。要するに、女性全員がキトリで男性全員がバジルなのです。
役名も書いていないし、単にディヴェルティスマンではどの部分をやるのかもわからなかったけど、そういうことかと。
全員が踊り終わると、コジョカル=キトリによる女性バリアシオン。そしてコーダ。これまた、全員出演。予想通りだったのがバジル全員による回転。そのまま4組のキトリ&バジルにより華々しくフィナーレ。

Bプロは人数が増えたうえにパ・ド・ドゥが多いので、少し出過ぎ感は薄まったかも。それでも、コジョカルは出過ぎ。観ている方からしたら、たくさん観られるのはうれしいですけどね。

終演後、通路のあたりに吉田都さんがいました。
(いつ見ても“顔ちっちゃい”と思っちゃいます)
「Aプロの方が良かった」と言っていたそうです。私がトイレに行っている間に友達が聞いていたのですが。
私もAプロの方が良かったかも。

初めて観たときはまさに少女のようだったコジョカルも30歳です。
幅広い役柄を確かな演技力で魅せてくれます。
次は全幕モノが観たいですね。

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