ニジンスキー・プロ キャストA '07 9/13 [バレエ]
<マラーホフ、ニジンスキーを踊る>の予定だった公演です。
今回は東京国際フォーラムホールCです。
レ・シルフィード
プレリュード:小出領子 / 詩人:木村和夫 / ワルツ:西村真由美 / マズルカ:奈良春夏 / コリフェ:乾友子-田中結子
ショパンのピアノ曲にのって踊られるストーリーのないバレエ。きれいではあったけど、それにしてもサラっと終わった感じです。木村和夫さんと小出領子はやはりラインが美しい。でも、眠かった。隣の人も寝てたし、他にも揺れている人がちらほら。曲が気持ちいいのかな。(MIDI レ・シルフィード全曲集)
薔薇の精
薔薇:マチアス・エイマン / 少女:吉岡美佳
「ルグリと輝ける仲間たち」にも出演していたマチアス・エイマンが薔薇の精です。エイマンはこれを踊るの初めてなんですよね? 躍動感あふれる若々しい薔薇の精でしたが、あの衣装はあまり似合わないかな。あれは人を選びます。吉岡美佳さんは安定感を見せてくれました。ウェーバーの「舞踏への勧誘」はいい曲ですよね。(視聴)
牧神の午後
牧神:シャルル・ジュド / ニンフ:井脇幸江
キャストA(昨日・今日)では後藤晴雄さんが踊る予定でしたが、脚の怪我の回復遅れのため急遽ジュドに変更になったそうです。全日程踊るっていうことですね。牧神はジュドの十八番だし、年をとっていてもさすがでした。でも、せっかくだから1回は後藤兄で見てみたかったかな。
ペトルーシュカ
ペトルーシュカ:ローラン・イレール / バレリーナ:長谷川智佳子 / ムーア人:平野玲 / シャルラタン:高岸直樹
フォーキンの「ペトルーシュカ」は以前、ペトルーシュカ:首藤康之で見たことがあるだけですが、それがかなり印象的だったんですよね。イレールのペトルーシュカはちょっとくたびれた感じのキャラクターでした。何度も観ているベジャールの「ペトルーシュカ」とはかなり違うものですね。
詩人は素顔ですが、薔薇・牧神・白塗りの人形とどれもコスプレ系ですよね。そして、どれもマラーホフに似合う役です。
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