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東京バレエ団「ジゼル」(5)'08 9/14 [バレエ]

東京バレエ団の今回の「ジゼル」は5公演目にして、やっと主役がまったく同じ組み合わせの2回目になりました。組み合わせバリエーションは全部で5組ですね。
入口には大入の文字がありました。日曜日だからかな。

ジゼル: 斎藤友佳理
アルブレヒト: マニュエル・ルグリ
ヒラリオン: 木村和夫
バチルド姫: 井脇幸江
公爵: 後藤晴雄
ウィルフリード: 野辺誠治
ジゼルの母: 橘静子
ベザントの踊り(パ・ド・ユイット): 西村真由美-横内国弘、乾友子‐宮本祐宜、阪井麻美-梅澤紘貴、河合眞里-小笠原亮
ジゼルの友人(パ・ド・シス): 高木綾、奈良春夏、田中結子、吉川留衣、矢島まい、渡辺理恵
ミルタ: 高木綾
ドゥ・ウィリ: 奈良春夏-田中結子

席は、かなり上手寄りの前から9列目でした。
斎藤友佳理さんは回を重ねるごとに良くなっていきます。
この日は明らかに2日前よりよかったです。2日前だって素晴らしかったのに。

斎藤友佳理好きの友達は、“ルグリの自分見せが正直うざい。時々じゃま”と言っていました。しかも“アルブレヒトも一緒に死んじゃえばいいのにって思った”とも。そこまで言わなくてもいいのにね・・・┐(´ヘ`)┌
私はルグリも好きなので、役に対するアプローチは十人十色だな〜と感心して見ているくらいです。

2幕では彼女以上のジゼルにはなかなかお目にかかれないと思いますよ。
見た目は明らかにウィリなのに人間的、でも決して人間ではない・・・うーん、表現ができない。ジゼルの2幕は“無償の愛”がテーマとか言われるけど、そういうものも超越している感じがあります。

この日も、苦しいながらも踊り続けなくてはいけないアルブレヒトのソロが終わって倒れ込んだあと、拍手は鳴り止まずにルグリは上半身を起こして挨拶。

夜明けを迎えて2人(1人と精霊)が別れるシーンもいいですね。
他のジゼルはお墓の横にスッと1歩下がって消えて行きますが、斎藤ジゼルはパ・ド・ブレで消えて行きます。それが“らしい”感じなんです。

ルグリはカーテンコールのときも主導権を握っていますね。
おじぎも何もかもルグリのペースで進んでいきます。斎藤友佳理のゆっくりした動きより少しテキパキした感じなんです。一番年上だし、先生だしね(笑)
castphoto01.jpg

この組み合わせは大阪で1回だけ公演するんですよね。9/19(金)at フェスティバルホールです。
友達が“チケットがあったら大阪行っちゃいそう”と言っていました。幸い私は野球のチケットを買ってあるので、よかったです(笑)
でも斎藤友佳理のジゼルまた観たい。

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