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来季は激増の可能性!? [野球]

巨人戦中継の視聴率が好調だというニュースを発見!

日テレは今年の2月に、巨人戦の中継について“今季の主催試合72試合のうち、地上波で26試合(ナイター15試合、デーゲーム11試合)を放送する”と発表していますよね。去年の45試合(主催試合は42試合)に比べて19試合減ることになります。

しかも“カードは対阪神を中心に注目度の高いものを編成”ということは、相手チームに偏りが生じることは必至。26試合のうち終盤の4試合は、優勝争いなどの状況により調整するそうですが、去年も優勝決定の重要な試合を地上波では中継がないという状況でしたからね(優勝が決定したヤクルト戦の放映権はフジテレビ)。
日テレは開幕初戦(4月3日の広島戦)を除いて延長放送はしない方針を打ち出していますからね。20:54までに終わる試合はそれほど多くないと思うので、最後まで見られないのがあたりまえになっているということです。

日テレグループ的には「BS放送(BS日テレ)とCS放送(G+)を見ろ」ということみたいですね。
個人的にG+は見られる環境なのですが、現在ケーブルテレビのTAが壊れて見られない状況・・・。そんなわけで、地上波の中継が本当に少ないんだということを痛感しております。そして、昔は巨人戦だけが恵まれていたのだということも。

日刊ゲンダイの記事(下記)によると、不景気によって巨人戦の視聴率が上向いているのではないかとのこと。だとすると、景気回復とともにまた視聴率低迷ということになる可能性もあります。テレビ番組というものが視聴率に左右されるものということはわかっていますが、まさに数字によって右往左往という感じです。

BS、CSなど多チャンネル化によって多様なニーズに対応可能になったのかもしれませんが、特別な機器を準備したり有料だったり、テレビさえあれば誰でも見られる地上波とは違いますからね。
野球に全く興味がない人は野球中継が少ないのも放送延長がないのも歓迎なのでしょうね。

テレビ局としては、野球中継より魅力的な番組が作れないのなら野球中継を取るくらいの感じなのでしょう。
試合終了まで見てさらにヒーローインタビューも見られるし、やっぱり現地観戦だな!と思いますが、全部行かれるわけではないし、地理的に行くのが難しい人の方が圧倒的に多いはずです。

とりとめのない文章になってしまいましたが、個人的にはいつでもプロ野球中継が見られたらいいなぁと思っています。


以下、日刊ゲンダイより
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来季は激増の可能性が出てきた地上波 巨人戦中継

●不景気でサラリーマンの在宅率が増えたのに見る番組がない

 激減している巨人戦の地上波中継が来季は劇的復活を遂げることになりそうだ。巨人戦中継の視聴率がどんどん上向いているため、状況が一変しているのだ。

 ビデオリサーチによると09年度の月平均世帯視聴率は4月12.2%、5月9.8%。ちなみに昨年の同月期平均は4月が10.4%、5月が9.5%。さらに関係者を驚かせたのが今月6日にNHKが放送した巨人対日本ハムで19時半からの放送が14.3%を記録し、11.8%の「志村どうぶつ園SP」(日本テレビ)、12.5%の「爆笑レッドカーペットSP」(フジテレビ)に圧勝した。

「本命はキムタクの『MR.BRAIN』(TBS)だから、日テレもフジもまさかNHKに食われるとは夢にも思わなかった。『MR――』はついに20%を切ったが、巨人戦の視聴率が好調だったこともその一因ではないか」(編成関係者)

 この結果に慌てているのが日テレ首脳部。日テレは巨人戦の視聴率低迷を理由に今季、地上波の巨人戦中継を42試合から一気に26試合に絞り込んでいる。しかし、「NHKの結果を見て、巨人戦を見る視聴者がいることがわかった。コアターゲット(番組を見ている具体的な視聴者層)を分析して、巨人戦が数字を取れない理由を研究するよう指示が出され、元の中継に戻すことが検討されている」(事情通)。

 日テレが大騒ぎするのも無理はない。実は巨人主催72試合のうち、62試合を中継しているBS日テレの接触率(地上波でいう視聴率に相当。2420万人の加入者を分母にした数字)が大幅に上向いていたのだ。

「日によってはテレ東やTBSに視聴率で勝つ日も珍しくない。BSはこれを武器に一気にスポンサーを拡大させている」(関係者)

 それにしてもなぜ巨人戦の視聴率が上向いているのか。この原因を「100年に一度といわれる不景気」と断言するのは大手広告代理店のシンクタンクである。巨人戦のコアターゲットは30代後半から50代までの男性で、不景気で飲みにいかなくなり、寄り道せずに家に帰る人が増えている。しかし、10代から30代前半までの男女向け番組しかなく、見る番組がNHKと専門チャンネル化したBSという結果になっているのだ。編成を視聴者本位にすれば、視聴率がもっとアップする可能性は残されている。

 景気頼みの面はあるわけだが、巨人戦は捨てたものではないようだ。

(日刊ゲンダイ2009年6月12日掲載)
2009年6月15日 10時0分 (ゲンダイネット

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