韓国旅行（2009年8/27-9/1）４ 慶州〜ソウル

オクサンジャン旅館をチェックアウトしてから、まずは朝食。
少しなら食べられそうなので、バスターミナル前のチャルボリパンのお店で喫茶をやっているところへ。
チャルボリパンのサービスがありました！

友達はセットにしたけど、私はまだいつもの食欲が戻っていないのでトーストとコーヒー。すぐにコーヒーとトースト４切れにバター＆イチゴジャムがきましたが、その後はなかなかきません。もしや…。
お店の人に“セット２つ？”と聞かれて、“違います。１つだけ。あとトーストとコーヒー”と言ったら、“トーストだけとコーヒーだけ？”のような確認だったんですよね。そこで最初のセット１つが抜け落ちてしまったようです（笑）
　
友達はセットの飲み物をオレンジジュースと言ってあったのに、予想通りコーヒーになってしまいました。クリームがほしいと伝えると、“オプソヨ（ないです）”の返事。“牛乳は？”と聞くと持って来てくれるそう。友達のトーストにはバターがなく、イチゴジャムが２つ。ジャムが苦手なのでバターがほしいと伝えると、やはり“オプソヨ（ないです）”の返事（苦笑）
でもその後、業務用のバターをお皿にのせて持って来てくれました。
メニューを間違えたりバターがなくなってしまったりと、喫茶店としてはイマイチな感じ。でも、とても親切なお店です。慶州バスターミナル近くに来たときにはゼヒ寄ってみて下さい（笑）

まずはタクシーで慶州駅まで行き、コインロッカーに荷物を預けます。
今日は三体石仏を見ようということになっています。友達の持っているガイドブックには三体石仏と書いてありますが、正しくは慶州拝里石仏立像です。三体石仏では通じません。
インフォメーションで聞いたバスの番号は500〜508番（×502）ということでした。バス停でけっこう待ちました。でも30分は待たなかったかな。500番の座席バスです。

500番のバスはけっこう人が乗りました。
サンブルサ（山仏寺）というところにあります。
サムヌン（三陵）を過ぎたところで、あれ？サムヌンの手前じゃなかったっけ？と。
その先の停留所を過ぎたあたりでおかしいと思って、運転手さんに“サンブルサは過ぎましたか？”と聞いたところ“過ぎましたよ”との返事。ありゃ、しゃべっていてアナウンスが聞こえなかったみたい。戻らないといけないようです。

次の停留所で降りようとすると、運転手さんが“降りるな”と止めます。そのまま乗っていると、運転手さんが対向車線にやってきた500番のバスを止め、“アガシドゥル〜（娘さんたち〜）”と私たちを呼ぶはありませんか。相手の運転手さんに“日本人２人が・・・”と説明しています。そして、あっちに乗りなさいと。
しかも、乗り換えた反対向きのバスでも料金を払おうとしたら運転手さんが“座りなさい”と。
なんて親切な運転手さんなんだ。

私たちが下りる予定だった停留所はサンプルサ・マンウォルサ（三仏寺・望月寺）。
周囲にはほとんど人がいません。ちょうど近くで水まきをしていたおじさんに三仏寺の場所を聞いてみると、そのまま奥にいくと望月寺があって左に行くと三仏寺だそうです。ゼヒ望月寺も見て行けというので行ってみました。

望月寺は、門まで上がる階段の中央にナゼか枯れた植木が置いてあります（笑）
中に入ってみると、お寺だけど民家みたい。大雄殿の前には洗濯バサミが並んでいますよ。そして、境内では大々的に唐辛子を乾燥中。
　
ようやく三仏寺に到着です。こちらも静かですね。
小ぢんまりとしていますが、三体石仏はもう少し先にあるようです。

いましたよ〜、三体の石仏さんたちが。
やっと会えたね、慶州拝里石仏立像（笑）
　　
向こう側の建物はトイレだけど、手前の赤い葉っぱと絵になるのでパチリ。

慶州の有名観光地の１つポソクチョン（鮑石亭）が近いようなので、歩いて行ってみることにしました。両側に田園風景が広がる並木道をしばらく歩いていきますが、たまに車やバイク、自転車は通るものの歩いている人には全く出会いません。
日差しは強いけど気持ちいいです！
　
新羅時代の遺跡、鮑石亭です。
離宮の跡らしいのですが、石の跡が鮑のかたちなのですよね。
実は、１０年以上前に行ったことがあります。懐かしい・・・。

この日に出会った昆虫たちです。
左から望月寺の赤とんぼ、三仏寺のとんぼ、鮑石亭のコマゼミ。
　　
鮑石亭前のバス停からまたまた500番の座席バスに乗って慶州駅まで。
チャルボリパンではない方のキョンジュパン〔元祖はファンナムパン（皇南パン）〕も食べてみようと、駅近くのお店で購入。そのお店は、売り場より手前で作っているところが見られます。
写真を撮ってもいいかと聞いてみると、快くOKの返事をいただきました。
山のようなあんこですね。

キョンジュパンはこんな感じ。チャルボリパンとは全く別ものですよね。
中にあんこが入っているところは同じですが。

駅前に限らず慶州の街中にはキョンジュパンとチャルボリパンのお店がたくさんあります。たまたまチャルボリパンは３軒のお店の物を試食させてもらいましたが、お店によってかなり違います。個人的にはモーニングを食べたお店のが一番だと思います！

帰りは慶州駅からセマウル号でソウル駅まで。
　
小山の前に小山・慶州の風景ともお別れです。
手前の小さな小山たちは古墳ですよ。

セマウル号も足を乗せるところも付いていて快適。
その後、電車の中では爆睡です。

ソウル駅に着いたときには真っ暗。
とりあえず晩ご飯をということで、またもや４階のフードコートへ。
友達は石焼ピビンパ。タコ入りですよ。

私はパジラクカルククス（アサリのカルククス）。カルククスはうどんのような物ですね。一応、まだ疲れた胃に気を遣って…。おいしい。ホッとします (^^)

２日ぶりに世宗ホテルに到着〜。
まだ本調子ではないけど、胃の調子も大分良くなったので、いつものように缶ビールで乾杯してから寝ました。
今回の旅行最後の夜だしね。


そうそう、8月31日の朝鮮日報は一面に鳩山さんがいました。

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