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セ・リーグ開幕は3月29日に決定? [野球]

今日、セ・リーグが臨時理事会を開いて、今季の開幕を3月29日に延期し、その後もナイター開催についてはシーズンを通した節電対策を行うことを決めたそうです。

パ・リーグと同日にはせず、分離開催というのは覆らなかったようです。
29日ってビミョーな延期と思ったけど、そうすると4月5日まで東京ドームの試合がないのですね。それまでに徹底的な節電対策に取り組むということでしょう。 でも、これってやっぱり巨人のフロントの発想ですよね。他の球団にもあまり遅くしない方がいいと考えている人はいるみたいだけど。
ナイターはどこでも多大な電力を使うことになりますが、ドーム球場の方がより大きな電力が必要なのは想像に難くないことです。

今季は延長戦は行わずにすべて9回で終了、夏場は可能な限りデーゲームにすると。
現時点の判断としてはこれでいいのかもしれないけど、この先も電力不足が続くとなると、夏前のナイトゲームについても考えないといけなくなるでしょう。

それにしても、東京ドームでは約4万キロ・ワット時(kWh)も電力を使っていたのですね。このような事態にならなければ、知らずに終わるところだったかもしれません(半分にしたところで2万kWhも使うわけですよね・・・)。
家にいても今まで以上に電気の使用について意識してしまいます。

セ・リーグの開幕については、この発表を受けてこれから選手会で話し合いがなされるようです。選手会が受け入れれば、今度こそこれで決定になるのですね。受け入れられない場合には、またもや対立が起こることになりますよね・・・。

なんとなく、ジャイアンツの選手がかわいそうです。
このまま開幕になったら悪者にされそう。悪者は選手じゃないのに・・・。

私が考える問題点は電力だけです。
どうしても難しければ、電力が落ち着くまでもう少し開幕を延期する、すべてデーゲームにするなどの選択肢はあると思います。

被災した家族がいる選手の気持ちもわかりますが、どの仕事に人にもそのような人はいます。現に私が勤めている会社でも、ご両親とも亡くなられた方がいます。
「野球をやる気分じゃない」という選手は、それでも働いている他業種の人のことをどう思っているのでしょうか。しかも、働かないと給料ももらえないんだし・・・。
「他のスポーツも中止になっているのに野球だけやるのはどうか」という考えもありますが、他の娯楽産業といわれる業種の人でも、細々やってきた人には“自粛”となったら死活問題になることもあるわけです。

ファンが「野球を観る気分じゃない」というのもわかります。
私はこれまでのように楽しめなくても、電車が動いている限りなるべく(全部がデーゲームになったら休日にはできるだけ)、球場に足を運びたいと思っています。

家庭の使用電力は平均約10kWhだそうです。神宮や横浜はもっと少なくなるけど、東京ドームなら約4千世帯分ですね。動いている電車に乗って、寒い時期には寒さ対策をして、夏には暑さ対策をして家族で球場に行けば、全体で考えたらそんなに無駄遣いにもならないと思います。単純な考えでしょうか。

今現在、こちらからできることは限られます。
何かしたい気持ちは皆にあるけど、被災地にかけつけても何もできません。できる限りお金をまわして、できる限りの援助をしましょう。

以上は私の個人的感情論です。
皆さんの意見はそれぞれ違うことだと思います。



以下、nikkansports.comより
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横浜は昼に 予想されるセ開幕カード

 セ・リーグは25日の公式戦開幕を29日に延期することを決めた。当初予定されていたカードは以下のとおり。なお、4月3日まで、東京電力と東北電力管内の試合をデーゲームで行うことを決め、横浜スタジアムや神宮球場で予定されているナイターはすべてデーゲームに変更になる予定。

【29日、30日、31日】

横浜-ヤクルト(横浜)18:00→デーゲーム
阪神-中日(京セラ)18:00
広島-巨人(マツダ)18:00

【4月1日】

ヤクルト-広島(神宮)18:00→デーゲーム
横浜-阪神(横浜)18:00→デーゲーム
中日-巨人(ナゴヤ)18:00

【2日】

ヤクルト-広島(神宮)18:00→デーゲーム
横浜-阪神(横浜)14:00
中日-巨人(ナゴヤ)18:00

【3日】

ヤクルト-広島(神宮)14:00
横浜-阪神(横浜)14:00
中日-巨人(ナゴヤ)15:00

 [2011年3月19日21時33分]


全試合9回打ちきり…セ声明全文

 セ・リーグは臨時理事会後、以下のメッセージを出した。

 ファンの皆様へ

 3月11日に発生した東北・関東大震災に関し、セントラル・リーグ6球団は、観客、選手の安全確保を最優先しながら、開幕に向けて準備を進めて参りました。今季はすべて復興を後押しする支援試合とすることを既に決めていますが、この度、文部科学省の節電協力要請を受け、今季の試合開催を次のように変更し、協力していくことで一致いたしました。選手の真剣なプレーをお見せしながら復興を全力で支援したいという気持ちには変わりはありません。例年とは大きく異なるプロ野球になることでしょう。しかし、節電に配慮した試合開催にどうか、ご理解いただきますようお願いいたします。

 1、セントラル・リーグの開幕は延期して、3月29日開催といたします。

 2、開幕後4月3日までは、東京・東北電力管内のナイトゲームを取りやめ、デーゲームといたします。

 3、4月5日から東京・東北電力管内のナイトゲームは「減灯ナイター」とし、大規模節電策を講じます。その他の球場においても節電対策を推進します。

 4、節電策の一つとして、今季のレギュラーシーズンについて延長戦は行わず、9回で打ちきりといたします。

 5、東京・東北電力管内では、夏場の試合開催にあたって、可能な限り、デーゲームとすることを検討します。

 6、被災地対策、観客の皆様、選手、球場の安全確保や節電問題等に対処するため、震災対策会議を設置し、選手たちと連携してこの難局を乗り越えて参ります。

 2011年3月19日

 セントラル野球連盟

 [2011年3月19日21時46分]
---------------------------------ココまで


読売巨人軍と東京ドームの発表も載せておきます。
http://www.giants.jp/G/gnews/news_393980.html

文部科学省の通知に対する当面の対応について
2011.03.19

 18日付の文部科学省通知を受け、セ・リーグが大規模節電策を講じると決めたことについて、読売巨人軍と東京ドームは、読売巨人軍が主催する東京ドームでの試合で、当面の節電対策を決定しましたので、お知らせいたします。

 東京ドームでは現在、読売巨人軍の試合を実施する際、概ね午後1時から練習を開始して試合の終了する午後10時までの間に約4万キロ・ワット時(kWh)の電力を使用しています。これを様々な節電策によって、2万3000~2万4000kWh程度まで減らしたいと考えています。
主な具体策は下記の通りです。

(1)グラウンドやスタンドの照明を試合及び観戦に支障のないレベルまで落とす
(2)ドーム内の冷暖房は当面使用しない。夏場も最小限に抑える
(3)ドームの外灯を消す
(4)コンコースや外周通路の照明をお客さまの安全確保ができる最小限まで下げる
(5)場内ショップの照明を最小限とする
(6)オーロラビジョンの使用を可能な限り控える

グラウンドやスタンドの照明のように、なお検証の必要なものもありますが、こうした各種対策を実施することによって、電力使用量を現在より40%程度減らせる見通しです。読売巨人軍と東京ドームでは、さらに削減が可能かどうかを検討しています。

※プロ野球などのイベントを実施した日には、このほか、イベントを実施していない時間帯の電力、イベントの有無にかかわらず営業している飲食店やスポーツ用品店、雑貨店等ドーム併設店舗の電力も要するため、1日(24時間)の総電力使用量は約5万~6万kWhとなりますが、プロ野球の試合開催とは関係がないため上記の数字には含めておりません。これらについても、もちろん最大限の節電策を別途講じていきます。

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