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鬼束ちひろ「HOTEL MURDERESS OF ARIZONA ACOUSTIC SHOW」@東京国際フォーラム '11 12/17 [ライブ]

上野から有楽町へ移動。開演10分前に到着。
今度は鬼束ちひろのライブ@東京国際フォーラム ホールAです。
『HOTEL MURDERESS OF ARIZONA ACOUSTIC SHOW』

約10年ぶりのコンサートツアーだそうで。
私は以前、日本武道館のライブに行っているのですが、あれは2002年のことだったようです。

会場内にはリストの「ラ・カンパネラ」がかかっています。
30分前に到着していた友達によると、ずーっとエンドレスでかかっているらしい。
ライブ前の緊張感を客にも味わわせてるのかな、と勘ぐってしまいました(笑)

ただ、会場アナウンスによると、クラシックコンサートのようなつもりでいないといけないようです。曲と曲の間しか席の移動ができないとか。

ホールAは大きいけど、今回はすごくいい席です。
オフィシャル・ホームページ先行で申し込んだので、おそらく最速だったのでしょう。
肉眼で表情が見えるくらいですよ。

幕が開くと、グランドピアノ1台と乾いた花のような飾り付け。
ん?ピアニストがピアノを弾いているけど、鬼束ちひろがいない。
と思うと、むっくり起き上がってきました。
エメラルドグリーンのサテンのロングドレスに裸足の鬼束ちひろ。

1曲目『Sweet Rosemary』はかなり不安定な歌唱。
今日がツアーの最終日らしいけど、“これまでずっと声を出してきた”声で、緊張感から音程も定まらないという感じ。
ライブが進むにつれて、だんだん安定してはきたけど。

いわゆるMCらしいMCはないけど、客席とのぎこちないやりとりはあって、静寂を強いられている感じはなかったですね。
自ら「何か言ってよ」と言っていたし。
そこで客が「ちいちゃん」と叫ぶ。
でも、すぐに「はい、次の曲」と。

『月光』を歌い終わると、客席から「ちいちゃんサイコー!」との声が。
それに対しては「若い頃作った歌だからね・・・もう31歳だし」と。
客「まだ若いよ」 鬼束「ほんと〜?(懐疑的な言い方)」
個人的には、以前とは違う『月光』になっていたと思いました。
もう、その感覚は実感できていないのかも。

でも「少し解放された鬼束ちひろ」がいて、なんとなく安心しました。
少し健康になっていたし。

シンディ・ローパーの『Time after time』やベッド・ミドラーの『The Rose』など、カバー曲も聴かせてくれました。

アンコールはカジュアルな格好で登場。
『NEW AGE STRANGER』は楽しそうでした。かなり良かった。
『Beautiful Fighter』は自らアコギを弾きながら。
つたないギターだけど、やっぱり楽しそうだったのでOK。

一緒に行った友達は鬼束ちひろのライブは初めてだったんだけど、最初から泣けてしまって「浄化された」と言っていました。特に最初の3曲が良かったと。
で、やっぱり『月光』は良くなかったって。

今日はライブを聴きに行って良かった。
残念ながら、次の予定は決まっていないみたいです。
客席から「次のライブの予定は?」と聞かれて、「ないっ!」と即答していましたから(笑)
またやってほしいですね。

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ツアーグッズのチラシの表

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