アジアシリーズ決勝戦（巨人 vs. Lamigoモンキーズ）2012

アジアシリーズは、J-SPORTS 3で全試合生中継だそう。
ちょうど家にいたので決勝戦は見てみました。
ながら見だし、途中でグリーンチャンネルに変えたりしてたけど。


今年のアジアシリーズでは、開催地枠で２チーム出場していた韓国ですが、どちらのチームも決勝に残れず。
韓国としては、決勝はサムソンライオンズと巨人のつもりみたいでしたから、決勝戦に日本と台湾の国歌が流れるのは悔しかったでしょうね。
日曜日の決勝戦も観客席はガラガラ。しかも寒そう〜。
雨が上がって晴れ間もでてきたみたいですが。

巨人とスンちゃんの対決が見られなかったのは残念。
でも、この大会でスンちゃんは絶不調だったみたいですよ。

台湾もラッパと太鼓で応援するところは日本と同じですね。
チャンステーマではなく塁に出たときの音楽なのかな、帰って来たヨッパライのメロディーが何度か聴こえました。

巨人の先発は原監督が明言していた通り宮國。台湾はフィリップス。

２回裏に石井の２点タイムリーで先制。
さらに実松の２ランホームランで追加。４−０に。
４回にはソロホームランを打たれ、４−１。

６ー１で迎えた９回の裏。西村登場。
余裕で勝つのかと思いきや、ノーアウトから連打を浴びました。
中井のエラーもあってチャンスを与えてしまい、２失点。
とはいえ、６−３で勝利。

今年の巨人なら、アジアシリーズくらい二軍でも勝てるんじゃないかと思っていました。でも、昨年はソフトバンクがほぼ二軍でうっかり負けているので、油断は禁物ですけど。
2005年にアジアシリーズが始まってから、ジャイアンツは縁がなかったのですよね。その間に日本一になったのは、いったん途切れて日韓戦になったときだけ。

３試合全てで打点を挙げた坂本が今大会のＭＶＰです。
（試合ごとのＭＶＰは、パース戦が松本、ロッテ戦が澤村）
アジアシリーズ優勝の賞金は５億ウォン。
画面で見るとゼロがすごーく多いですが、ウォンですからね。
今のレートで3,650万円くらいのようです。

解説が韓国プロ野球で３年間投げていた門倉でした。
その門倉が挙げた韓国野球の特徴のうちの一部を箇条書きしてみます。
・マウンドの２段目のプレートがむきだし（日本のは土がかぶさっている）
・マウンドでスパイクがすべる、慣れないと投げにくいかも
・アンパイヤは、ボールと判定した球をピッチャーがストライクと思って首をかしげたり不満そうな態度を取ると、それからそこに来た球はすべてボール判定する
・後半に入ると審判はジャッジが厳しくなる
韓国の野球選手は（韓国で野球をするときには）、こういった審判のクセのようなものも考えないといけないのですね。

ちなみに、韓国では自国のチームが決勝まで進めなかったため、地上波の中継を取り消したそうです。
この記事の中に「外国チーム同士が戦った今大会の２試合の平均観客数は2,666人だった」とありますが、チラッとテレビで見た限り、そんなに入っているようにも見えませんでした。でも、ジャイアンツのサイトの発表ではパース・ヒート戦は2,818人でした。一応、１０分の１は入っていたのか。
決勝では、さらに少ない2,648人。
前日のジャイアンツvs.ジャイアンツは、10,168人。

釜山 社稷運動場（サジクウンドンジャン）の収容人数は28,500人。
参考までに、一昨年社稷運動場に行ったときの写真を載せておきます。
（横浜スタジアムをモデルに作られた球場だそうです）

レフトスタンド客席にはLOTTE、ライトにはGiantsとありますね。

売店はこんな感じのものも。
（左から野球場サムギョプサル、忠武のりまき、手作り餃子）


アジアシリーズは終了しましたが、日本代表に選ばれた選手は来年の３月まで野球三昧の日になりそうですね。休むひまないね・・・。

　

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