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アンカツ引退かぁ・・・ [競馬]

アンカツが引退しましたね。
残念だけど、いつかはやってくる日。
数年前から乗鞍を抑えていたみたいだし、昨年の後半はさらに少なく、11月の京阪杯のパドトロワ以降騎乗していなかったのですね。減量にも苦労していたそう。

私はオグリキャップの頃は競馬をやっていなかったので、アンカツの名前は知っていたけど、ちゃんと認識したのはライデンリーダーの鞍上でした。中央の壁は超えられなかったけど、ライデンリーダーは強烈に印象的でした。
ライデンリーダーが引退してから6年後、アンカツは中央に移籍。
最初に受けた試験は不合格で、アンカツ・ルール(1次試験免除)ができたのですよね。そして、次の年に合格。その後、地方から中央への移籍騎手がどんどん生まれました。
アンカツは、まさに地方競馬における中央へのパイオニアでしたよね。

アンカツがいたから、小牧も岩田もウチパクも中央で活躍しているのです。
1次試験から合格した騎手もいますが。
彼らの活躍により、地方と中央の格差を皆が実感することになりました。力の差しかり、賞金の金額の違いしかり。

私が最初にアンカツの重賞勝利を生観戦したのは、トーホウドリームが勝った産経大阪杯。あの日は、初めて阪神競馬場に行ったのでした。2着がエアシャカールで馬連は3万馬券。テイエムオペラオーが人気を背負ってコケたのですよね。

個人的には昨年のフィリーズデビューでプレノタートに騎乗して桜花賞の切符を手に入れてくれたこと。そして、桜花賞でも手綱を取ってくれたことがうれしたかったです。
フィリーズレビューは斤量が54kgだったので減量大変だったかも。
ありがたいことです。

安藤勝己騎手、お疲れさまでした。
競馬を楽しませてくれてありがとう。


競馬ラボより「引退会見」
1)引退の安藤勝己騎手「これからは少しでも競馬の魅力が伝えられれば」
2)「もう馬に乗ることはない」安藤勝己騎手・引退会見の様子(後半)

アンカツを応援するブログ


------------------以下、スポーツ報知より
アンカツ引退!地方からJRA移籍のパイオニア、騎手免許更新せず

 地方競馬のトップジョッキーからJRAへの移籍の道を切りひらき、G1・22勝をマークした安藤勝己騎手(52)=栗東・フリー=が、引退の意志を固めたことが29日、スポーツ報知の取材でわかった。関係者の話を総合すると、同騎手は今月15日から17日に行われた騎手免許の更新手続きを行っておらず、ライセンスの有効期間となる2月28日をもってジョッキー生活に終止符を打つ。

 大ベテランが、現役を引退する決意を固めた。地方のトップ騎手から、ルールの壁を越えてJRAへ移籍したパイオニア的な存在、安藤が1976年に東海公営の笠松でデビューして以来、37年にわたるジョッキー人生に別れを告げる。

 移籍後6年連続して年間100勝をマークしていたベテランも年齢から疲労も考慮して、09年後半から騎乗数をセーブ。しかし、昨年の夏以降は体重面の調整なども難しくなり、競馬に騎乗しない週も増加した。パドトロワに騎乗した昨年11月24日の京阪杯(15着)を最後に、手綱を執っていなかった。その去就が注目されていたが、関係者への取材で今月15日から17日まで行われた栗東での騎手免許更新の手続きを行っていないことが判明。騎手免許の期限は2月28日までとなっており、この日が52歳の名手の事実上の引退となる。

 同騎手は76年に16歳で笠松で騎手デビュー。“怪物”オグリキャップの鞍上として知られ、95年の報知杯4歳牝馬特別(現報知杯FR)をライデンリーダーで制した時に「中央のG1を勝ちたい」との思いにかられ、地方騎手にも開放されたJRA騎手試験を受験。01年は不合格だったが、JRAが「過去5年間で中央競馬で年間20勝以上の成績を2度以上挙げた騎手」の1次試験を免除する試験要項の改定を行った翌02年に合格した。03年3月1日に中央でデビュー。30日目には、いきなり高松宮記念(ビリーヴ)でG1初制覇を達成するなど華々しい活躍を見せ、翌04年にはキングカメハメハでダービーを制覇。“アンカツ”の名を世間に知らしめ、これまでにJRA・G1で22勝を含むJRA重賞81勝(笠松時代の10勝も含む)を挙げているが、昨年は騎乗回数はわずか153回で14勝をマークするにとどまっていた。

 しかし、安藤の活躍の後を受け、小牧、岩田、内田ら多数の地方出身騎手が中央の門を叩き、今も活躍を続けている。42歳で新たな世界に飛び込み、先駆者となったアンカツ。大きな足跡を残した名手が、静かにムチを置くことになった。

 ◆安藤 勝己(あんどう・かつみ)1960年3月28日、愛知県生まれ。52歳。76年に笠松競馬でデビュー。78年に初のリーディングに輝き、東海地区のトップ騎手として君臨。笠松所属時代に通算3299勝を挙げ、2003年にJRAへ移籍。JRA1年目から112勝を挙げる大活躍。04年ダービー(キングカメハメハ)、08年有馬記念(ダイワスカーレット)など11年まで9年連続でJRA・G1を制覇した。JRAでの通算成績は6593戦1111勝(地方所属時代も含む)。また、10年1月30日には史上初の地方・中央ダブル1000勝をマークしている。身長161センチ。

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キングカメハメハとのコンビで04年のダービーを制して、ガッツポーズをする安藤

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安藤が中央を意識するきっかけとなったライデンリーダー

(2013年1月30日06時01分 スポーツ報知)

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コメント 2

Raccoon

応援していた騎手の1人だったのでとても寂しくなります。
私はダイワメジャーが大好きだったので秋天がとても印象に残っています。
また、解説などで元気な姿を見せてほしいですね。
by Raccoon (2013-02-02 15:55) 

はーく

>Raccoonさん
そうですよね・・・。
メジャーもスカーレットも印象的でした。
寂しくなりますが、引退後もホースマンというのは変わらないですし、きっと姿を見る機会もありますよね!
by はーく (2013-02-04 21:28) 

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