井端の入団会見：背番号は２

１２月３日に井端の入団会見がありました。
初めてお披露目する背番号２のユニフォーム。
「小さい頃からの夢だった」とは、やはり井端も関東出身の野球人。
年代的なものもあるかもしれないけど。

井端の「ドラゴンズには僕より年上の選手がたくさんいた。ジャイアンツでは年上はいないのでドラゴンズ以上にしっかりしないといけない」という言葉で、そっか意外とジャイアンツは若いチームなんだ、と。中日で井端より年上の選手って誰でも名前を挙げられますよね。山本昌、岩瀬、谷繁、和田・・・とね。スゴイことですよ。山本昌ひとりだけでもスゴイのですが。
そして、井端と同い年の高橋由伸もジャイアンツ最年長。

背番号２といえば小笠原でしたよね。その小笠原の中日での背番号は３６。
まだピンとこない。見慣れるのも時間の問題だと思いますが・・・。

ジャイアンツの背番号２といえば、ガッツが移籍する前は元木。実は元木引退後に１年間だけロッテから移籍した小坂誠がつけたのでした。子供の頃のイメージはダンゼン青い稲妻・松本匡史なんですけど。
あと、ステキなおじさま簑田浩二も背番号２でした。簑田がジャイアンツに来たときはうれしかったけど、ハンサム（イイ男）はジャイアンツのユニフォームが似合わないんだなぁとガッカリした記憶が・・・。ハンサムで似合うのは原監督だけですかね。

井端には期待しています。
坂本のお手本や刺激にもなってほしいところです。


-----------------以下、スポーツ報知より
井端、背番「２」披露！野球人生「ここで全うしたい」

　前中日で巨人への入団が決まった井端弘和内野手（３８）が３日、東京・大手町の球団事務所で入団会見を行った。背番号２のユニホームに袖を通すと「まさか」を連発し、「残り少ない野球人生をここで全うしたい」と骨をうずめる覚悟を口にした。「プロ野球に入って、今日が一番緊張しています」と初々しく笑い、新天地での意気込みを語った。

　百戦錬磨のベテランがやや硬い表情で会見場に姿を見せた。中日退団から１か月。新天地が正式に決まり、「不安もありましたし、ホッとしています。まさかこうなると思っていなかった。楽しみですけど、まさか…。プロ野球に入って、今日が一番緊張しています」。無数のフラッシュを浴び、戸惑いを隠せなかった。

　背番号は「２」。原監督が期待を込めて選んだという。真新しいユニホームに袖を通すと、「このチームで１ケタを頂けるなんて小さい頃からの夢だったので良かったです」。プレーしている姿を想像できるか聞かれると、「全くできないですね」と野球少年のように目を輝かせた。

　先発、代打、守備固め、若手の教育など、あらゆる面で期待が大きいが、目指すのはもちろんレギュラーだ。原沢球団代表兼ＧＭは「先発で出られれば底上げになるし、若い選手にも刺激になる」と期待。坂本に影響を与えるだけでなく、西武から片岡のＦＡ移籍も決まり二遊間の競争は激化するが、井端は「自分を見失わず（まずは）自分のプレーに専念したい」と言い切った。

　移籍が決まった後、今春のＷＢＣでともに戦った主将の阿部から真っ先に電話をもらった。同級生の高橋由とも電話で会話。「みんな、心配することはないからと言ってくれた」と不安が吹き飛んだ。「ドラゴンズには僕より年上の選手がたくさんいた。ジャイアンツでは年上はいないのでドラゴンズ以上にしっかりしないといけない」と自覚も口にした。

　１０月に右肘と右足首の手術。現在はリハビリ中だが、「もう走り始めたし、キャンプまでには間に合うと思う」と順調に回復。「今までこのチームを倒すためにやってきましたが、自分の持っているものをこのチームで全て発揮したい。残り少ない野球人生をここで全うしたい」。日本一奪回に欠かせないベテランの心はオレンジ一色。会見が終わると肩の荷が下りたのか、自然と表情が緩んだ。

　◆井端　弘和（いばた・ひろかず）１９７５年５月１２日、神奈川・川崎市生まれ。３８歳。堀越高から亜大を経て９７年にドラフト５位で中日に入団。ベストナイン５度、ゴールデン・グラブ賞７度受賞。今年３月のＷＢＣ東京ラウンドではＭＶＰを獲得。通算１７１１試合、打率２割８分４厘、５２本塁打、４７５打点。１７３センチ、７５キロ。右投右打。


決意に満ちた表情で巨人のユニホームに袖を通した井端

（2013年12月4日06時01分 スポーツ報知）

　

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